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2008年06月16日(月) |
6月16日は和菓子の日 |
『赤毛のアン』が100周年なら、『源氏物語』は一千年!
だからというワケではないのだが、赤坂にある虎屋本店の虎屋文庫で
開催されていた「源氏物語と和菓子」展に行って来た。
源氏物語五十四帖の内容に合わせた数々の和菓子や、料紙が実に美しい。
展示されたいた和菓子は掌ほどの大きさで、想像していたよりもずっと大きかった。
これじゃぁ一人で食べきれないよ…(←食べる気かい!)。
それぞれの帖に書かれた内容を思い浮かべながら(と言ってもうろ覚え)
展示品を眺めているのはとても楽しかった。
帰りに虎屋の喫茶室で、展示企画記念の和菓子「波」(「明石」の帖を
テーマに展示されていたものと同じ)を戴いてきた。おいし♪
ちなみに私の『源氏物語』に関する知識は、ほとんど『あさきゆめみし』からのものだ。
それだけではナニだからと思って、円地源氏と田辺源氏を読み、今はコツコツと
与謝野源氏を読んでいる。現代語訳者により、作品の印象が少しづつ違うのが
面白い。私が一番読みやすいと感じたのが田辺源氏で、与謝野源氏ではハッキリと
女性作家の目、というのを感じる。
それにしても読めば読むほど、光源氏ってしょーもない男っていうか
女性を泣かせてばかりのヤな男だよなーー。
次は谷崎源氏あたりを読んでみたい。いや、橋本治訳のほうがいいのか!?
あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。
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