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2008年07月13日(日) あれから一週間 〜 Friends on Ice

仕事に追われている間にFriends on Iceから一週間過ぎてしまった……。
夢のように楽しかったあの日から一転、仕事は煮詰まり気味(涙)。
せめてあの日の記憶を思い起こして、心の慰めにしよう。




今まで見てきたアイスショーと比べて、Friends on Iceの何が違うのかと言えば、
"スケーター達の手作り感"のようなものだろうか。
そもそもこのFriends on Ice、荒川さんが国内のフィギュアスケートをもっと盛り上げたい、
といった趣旨でスタートしたものだと聞いている。そしてその趣旨に賛同したスケーター達が
自主的に参加している、というものらしい。


ショー開始前のアナウンスは荒川さん自身が行い、演技を見せる各スケーターの紹介は
他のスケーターが受け持っている。そしてショーのプログラムは、出演スケーター達の手書き
メッセージ付き!これはファンには嬉しい、ちょっとしたプレゼントだ。


トップクラスのスケーター揃いとあって、どの演技も実に素晴らしかった。
過去何度か同じ曲での演技を見ているけれど、この日の演技が一番よかったのではないか!?
と感じたくらいだ。個人的には中庭選手、本田くんが特に印象深かった。


そして何と言っても真骨頂は、スケーター達のコラボレーション。
今回は「オペラ座の怪人」。昨年の世界選手権で銀メダルをとった高橋選手が
FPで滑ったプログラムだ。詳しいレポートはNifty@Sportsのレポートにお任せするが、荒川さんと
中野さんのダブルイナバウアー、4人のスケーターのイーグルなど、各スケーターの持ち味を
充分に生かした演出が心憎い。


そして曲が盛り上がってきたところで、あの衣装を着た高橋選手が登場!華麗なストレートライン
ステップを披露しているところで、会場中が大熱狂の声援を送っていた。これがリハーサルの
ときにステップの途中で派手にコケた人と同じ人物とは思えない(笑)。ジャンプも見事に決めて
いたし、やはり世界トップクラスの選手ともなれば、本番にはビシッと決めてくるものなのだなぁ、
と感心してしまった。


手作り感その2は、ちびっこスケーターの出演。日本のフィギュアスケート界をこれから背負って
立つであろう、子どもたちにアイスショーの楽しさを体験してほしい、ということだそうだ。
多分、荒川さんは小さなこどもが好きなのではないかな?途中のジャンプで何度も転んだり、
滑りもまだまだ未熟だったりしたけれども、観客はみなあたたかい声援をちびっこ達に送っていた。


途中の抽選会も和気藹々。荒川さんがメインでアシスタントが高橋選手と宮本くん。荒川さんが
クジを引いているあいだに、残る二人がふざけて踊ったりしていて、笑わせてくれる。残念ながら
私は抽選に外れてしまいましたが。限定ジャージ欲しかった。


第2部は荒川さんのメドレーから始まった。途中で氷上生着替えあり、振り付けを担当した
シェイリーン・ボーンさんと二人での演技あり、とこれもものすごく見ごたえあり。最後に会場中が
一斉にスタオベしたくらいだ。ちなみに、かれこれ10分近く滑り通しだったはずなのに、
その直後に息切れもせずマイクで喋りはじめた荒川さんの体力はとんでもない、と後から思った。
このレポートもNiftyにあります(その1その2)。


フィナーレは全スケーターが一堂に会してDance!Dance!Dance!
途中でスケーターが最前列に座っていた観客に手を差し伸べて一緒に踊る、という嬉しい
サプライズもあり。千秋楽ではフィナーレのおまけで、手に水鉄砲をもった男子スケーター達が
シェイリーン・ボーンさんを追いかけたり、その後でボーンさんがその男子スケーターの胸ぐらを
つかんで登場したり、大きな水鉄砲を抱えた荒川さんが高橋選手を追い回すというお茶目さ。
最後に荒川さん一人で登場して、レイバックイナバウアーの後3回転ジャンプ(!)を披露して、ショーの幕は下りたのでありました。



もし来年もFriends on Iceがあるのならば、ぜひ見に行ってください!
と心からオススメしたくなるショーでした。




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