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■ 真夜中のフリスビー あるいは ただそこにある駐車場 そして 見つめあう僕ら
それはすごく広い駐車場 夜中12時になると突然現れ 深く暗くそこに存在した どこまでも先が見えなくて 何もかも飲み込みそうな勢いで 君が持ってるフィッシュフリスビー 飛ばしたら帰ってきそうになくて そのままどこかへ 飛んで行ってしまったんだ そんな風に闇に葬り去ったのだ 僕らはあのフリスビーを
きっと僕の手元から 離れたがっていたのかもしれない
僕らは大して探しもせず さっさとあきらめて 二人で手を繋いで 歩き出した
君は立ち眩み 僕は眩暈が 揺らめいて 僕らの頭上に 夜空に星は瞬き 二人で瞬きをして 目配せをする そしてミツメアウ
エレクトリックヴァイオリンが奏でる 君と僕の脳の中に 僕らの中に 直接入ってくる 砂糖さんの声はとても優しくて とても甘かった
二人で片方ずつの ヘッドフォンを分け合って 魚男たちの歌を聴きながら 酔っ払いながら 帰ったんだ 二人の部屋へと
そして不眠でチョコを食べてる朝に 二人でキスをした
それからゆっくり ぐったりと眠ったんだ
おやすみ 新しい朝に おやすみ 新しい陽に おやすみ 新しい日に おやすみ
2005年01月28日(金)
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