闇の底に...Cuckoo

 

 

積み重ねた幸せの象徴 - 2006年09月18日(月)

永遠という希望
皆無という絶望
夢を見ては覚めるのは
悲しいことに現実。


昨日は買い物に行きました
昼間から出かけ、電車に乗り遠出
3連休真ん中なのでどこも混雑
人ごみが嫌いなので貧血を何度も起こしかけた。

食事が出来ないので休憩に入った先でケーキも食べれない
それを心配そうに見られても
最近は食べれない事が苦でもないのにと。

ブーツを買った
スカートはまだ買ってない
白いロングカーディガンを探して
3万もしてびっくりした
なんだかそれが全て楽しかった
歩きつかれてボーっとしたけど
疲れたと言いたくなかった
いろんな店で店員さんと話をした
今年はまたファーがきますよね とか
レースを使ったロングブーツかわいいけど
来年以降は履けないですねぇ とか

結婚式帰りかこれから行くのか
そんな人たちと沢山すれ違った
ほどけたショールを直したくなった
職業病だと笑われた

夜になり あっさりした物をと
海鮮系の小さな居酒屋に行った
ひらめの刺身がお勧めだと言われ頼んだ
近くに老夫婦が座っていた
会話があるわけでもないのに
おばあさんが出された付けあわせをおじいさんに渡した
おじいさんは何も言わずに食べた
ニコリともしない二人の行動が
なぜか幸せの象徴に見えた
なぜだろう
楽しげでも無いのに
なのに二人の間にある空気が幸せの象徴に見えた。

帰りの車内
家の近くで降りる
今日はありがとう 幸せな一日だった
そう笑顔で言った
沢山手を振って それで終わった

2週間苦しんだし悲しんだ
けどやるだけはやった気がする
楽しい一日でよかった
積み重ねた幸せの姿を見付ける事ができた
いい一日だった
たとえ今日から本当に一人なのだとしても。


水鳥。


...




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