【アルファ】近代文学とか…いろいろ

間があきました…。少し言い訳をすると、実は少し近代文学について学んだので、それについて書こう!と思っていたのですが、メモした紙がどこかへいってしまったようで遅くなりました;整頓大事!だけど、整頓途中でモノがなくなるなんてよくある話だよね!…今真っ最中なんだもの(-_-;)
さて。わき道から入りますと、「花の名前」という漫画を読みまして、作中に出てくる”大正文士の会”とサブキャラにやられた!と思ったのがきっかけだったのかも、しれません。私が読んでいるのは、現代娯楽としての小説なので、そもそもあまり近代小説は読んでいないこと、そして若干勉強したもののそれって本当にかじった…というのもおこがましい程度だなと改めて思い知りました。…何あの作家の名前ばっかりのフキダシとコマ!笑
そんなわけで、ちょうどいい本もあったので、とにかく読みまくってみました。なんというか…センターの国語で作者名と作品名(もしくは主義・雑誌かな)を一致させよという問題を髣髴とさせる内容でした。さすが近代!勉強になります。

以前よくわからなかった主義!この主義はこういう内容を指していますという文章を読んでも、なんでこの内容にこのタイトルがつくの?と一部疑問があったのですが、今回やっと理解することができました。と同時に、こんなにもたくさん雑誌(「文芸春秋/菊池寛」…芥川賞・直木賞なども創設、俳句の雑誌になりますが「ホトトギス」「馬酔木(あしび)/水原秋桜子」など)が創刊されたんだなぁと面白かったです。
近代文学の作家たちが生まれたのは、1800年の半ばから1900初頭なのですが、1900年前後に生まれた作家の方はだいぶ自殺してる方が多いですね…。一番有名なのが、太宰治でしょうか。芥川龍之介、川端康成、三島由紀夫なども有名所ですね。
読んでみたいなと思ったのが、二葉亭四迷「浮雲」。近代の中では初期にあたるのですが、初めて口語文体で書いた、とあって興味が。今後も現代の作品を読んでいくとは思いますが、たまには違うものも読んでみたいなと思わされました!

あ、冒頭に出した「花の名前」。ご存知の方、いらっしゃるでしょうか。いろいろなところで小出しにして、だいぶプッシュしてる好きな作品です。^^引き合いに出してしまったので誤解を与えそうですが…どちらかといえば、静かで落ち着いたほの暗い世界をゆっくりと歩いているような、漫画というよりは小説のような、そんなイメージ。一話読んでずぼっとはまって、最後まで抜け出せなくなりました。間の取り方が絶妙で、上品で独自の世界があって。とにかく綺麗!という言葉につきます。百聞は一見にしかず――斉藤けんさん著です。
ずっと、花の名前をご存知の方いらっしゃらないかしら〜?と思っているのですが…、なんで探しているんだろうといまさらながらに。うーん、なんとなく共感してほしい、のかな。なんとなく、わかってもらえそうで友達になりたいというのが一番大きいかな。自分が持つ世界って、結局のところわかる人にはわかるけど、わからない人にはわからないんじゃないかなと最近思うことがあったので、なおさらに。結局は理解しようとすることだけじゃ足りないのかなと、思ったりもする…。難しい。あのとき、私はどうすればよかったんだろうと今でも思ったりする。…だんだん私情が入ってきたので、今回はこれにて。長い文章、最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたv

そだ。最後にこれだけ。今後、読書サイトに取り掛かろうと計画中です。また間があくかもしれませんが、下のほうにあるメニューの読書サイト・創作サイト・ここのどこかにはいると思います。
木でたとえるなら、ここが幹、創作と読書サイトが枝といったイメージで私の中では成り立っています。とりあえず、ここからどこかへジャンプしたら、その先もどこかへジャンプできてみんなつながってる。だから、もし見当たらなくなってもここからたどっていけばどこかへ辿っていくだけの道はあると思います。何かの折に役立てば幸い。
メールフォームも公言していたとおり、忍者さんを利用させていただくことになりました。記録に対する感想などいただければ、参考にさせていただきたいと思います!(私はこう思いました、というむしろ感想とかも聞いてみたい…!)お気軽にご利用ください♪それでは、今度こそこれにて。
2009年03月06日(金)

ワタシイロ / 清崎
エンピツユニオン