カヲス日記
海雪さんのカヲスな日々&漫画レヴューなどなど。

2005年05月17日(火) 大きい仕事。 ひかわきょうこ「彼方から」全7巻

とうとう「彼方から」完読!やったね!
というワケで、感想は下に書きました。

頭がそればっかりだったんで、最後の巻を読むまで、頭がぐるぐるしてました。

車の保険をやっと払うことができました。ほっ。
一番大きい、めんどい仕事が終わりました。
あとは皮膚科に行って薬を貰うのと、歯医者で点検してもらう、です。
皮膚科は別段足が簡単に向くとこなんですけど、歯医者はどうしても行くことができません。
怖いです(汗)。
だって、年末から歯がしみたのに、5月の今まで行ってないんですもの!(ヲイ)
虫歯が進行してたら、ひどいことになってるでしょうね〜わ〜!



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+++漫画レビュー+++

■彼方から 全7巻/ひかわきょうこ/白泉社文庫
最初は普通に単行本で揃えてたんですけど、装丁の色合いがいいのと、古本屋でそろってたので漫画文庫にしました(笑)。
少女漫画ですね〜。
最近少女漫画にあんまり近づいてなかったんで、純情な恋愛を見てると赤面します。
コレはまさにその純情な恋愛なんですよね〜。
ノリコのひたむきさ、イザークの強さ。
いいですね〜うんうん。
ノリコが襲われて「イザーク!」と呼ぶとさっと現れ助けてくれる、コレ女子の理想かな〜と思う。
少女漫画だからか、いきなり恋愛に突入して唐突っぽい気もしたけど、女の子だったらあの状況で惚れないなんておかしいかも(笑)。
何にも出来ない、と自分の力の無さを悔やむばかりでなく、今自分がやれることをやる!と強いところも見せてくれるのが、すごいです、ノリコは。
それに惹かれたのかもね〜と思いました。
あと懐の広さですね。初めて知らない国に来た、知識不足という理由だけでなく、未知の物を怖がらないというのは、すごい懐だと思う。
言葉を一生懸命覚えるのも、強いですね〜この国で生きて行こうという意思があるんですね。
イザークの背景は、微妙に語られないとこもあったけれど、あっさり彼が「天上鬼」と分かってしまうのはちょっと、なぁ。
この世界では当たり前なのか、とか伝説があるか、とか詳しく教えて欲しかったかもなぁ。
彼は、たびたび襲われるノリコを助けて、血みどろになりながらも守ることをやめなかったとこがすごいですね〜かっこいい。
ちょっとご都合良く天上鬼が出たり引っ込んだりするのは、彼の精神のたまものだろうとは思うけど、なんか微妙(ヲイ)。
最後はちょっと私としては拍子抜けかな。
面と向かって光と闇が戦うのかと思ってたら、イザークが力の源を壊したらあっけなく帰って行くんだもんな〜。
これが少年漫画だったら、絶対エネルギー激突で、ラブラブのパワーが勝つのに(笑)。
敵の人も、あわれ〜。でも救いがあるのが、やさしいなぁと思いました。
少女漫画なのに、戦闘シーンが多かったですねぇ。
多い戦闘シーンのほとんどはイザークの独壇場でした。
あとは、やんわり状況を理解させるというのが上手い作者だなぁと思いました。
一番嬉しかったのが、1巻の解説を新井素子氏がやっていることですね〜。
私、この漫画って一番新井氏の小説に似てるなぁと思ってたとこだったんですよね。


2004年05月17日(月) じめじめでぐったり。
2003年05月17日(土) こわれてきた。
2002年05月17日(金) 妹帰る。 「天使な小生意気」13巻

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