絶えることなき命
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2005年11月01日(火) 更新、更新?



 Novelページと100のお題ページを改装。
 サイトバナーを一部入れ替え。


 これでとりあえず改装作業は一段落。目がしょぼしょぼしている美蘭です。え、小説?書いてますよ、書いてます。下書きは。きっと今月中にはアップ出来るでしょう。きっと(汗)。

 昨日は日記を書けなかったのでここで。
 模試当日の朝ですよ。駅で友人と待ち合わせをしていたのですが友人が遅れるとのことだったので、ベンチに座って待ってたんですね。で、付け焼刃的に参考書とか開いてみたりして。すると隣におばあさんがいらっしゃったのです。別にここまでは普通なのですが、何が普通じゃないかって、彼女、私に話しかけてきたんですよ。

おばあさん「学生さん?どこの学校?」
美蘭「××大学です」
おばあさん「(ふんふんと頷いて)うちの娘はね、△△大学なんか行かない!って散々言っときながら浪人して△△大学に入ったんですよ」
美蘭「…はあ…」

 それを私に話して一体何になると言うのだ。しかも△△大学と言えば有名校だぞ。もちろん頭もそれなりに良いはず。

おばあさん「私はね、昔から勉強しろなんて言ったことないんですけどね、よくよく聞いたら小さい頃から英語の先生になりたかったらしくて、あんなとこ行くのイヤだって浪人したんだけど結局△△大学へ行ってね、英語の先生なんですよ」
美蘭「…そうですか、希望通りに先生になれたなんてスゴイですねぇ」

 なんだなんだ、さり気に自慢話か。

おばあさん「知能指数って普通は80から100ぐらいなんですってね?これぐらいの(と言って太ももぐらいの高さを示し)小学生の時にね、120ですって言われてね、その頃に『罪と罰』を読んでたんですよ」

 露骨な自慢だな。

おばあさん「漢字はどうやって読むのって聞いたら、前後を合わせたら意味が分かるんだって」

 なんて憎たらしいガキだ。

おばあさん「でねぇ、△△大学へ行って今は英語の先生なんですよ」
美蘭「そうですかー、どのくらいやってはるんですか?」
おばあさん「24年なんです」

 24年!?
 そんな昔の話なんですか!?
 確かに「娘」って言ってたし、おばあさんの推定年齢から想像すると、ウチの親と同い年ぐらいでもおかしくはないけども!
 まだ20代〜30代前半ぐらいのような口調だったじゃないかっ!?

 ひとしきり見ず知らずの私に娘さんの自慢話をした彼女は満足したようで(そりゃそうだろう、なんせこの間10分弱を費やしたのだ)手を振って改札へと向かってゆきました。

 おばあさん。
 私、これから模試なんですけど。

 この思わぬ伏兵によりワタクシの貴重な(?)暗記時間は無残にも消え去ったのでございました。

 やはり試験勉強は前日までにキチンとやっておけということか。


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