浅間日記

2004年04月28日(水) 奴らの足音のバラード

既に繁忙期に入っているこんな時期に移動は嫌だったけれど、
やむなく日帰り上京。

今日は早めに戻れて嬉しい。
加えて、極めてプライベートにデリケートに
私を嬉しくする知らせがあり、今日はまったく良い日だった。
夕映えに沈む、山々のシルエットが美しい車窓。



景観緑三法の概略を読みながら、過日、国会前で
「イラクの人質を救って!」とか訴えていたあの手の横断幕や看板は、
この法案が施行されたら、即刻、景観阻害要因として
撤去されるんだろうな、と想像。

この時期の景観規制とは、
ナチスドイツの「わが村を美しく運動」を思わせて、
どうしても警戒してしまう。
このように着手できるのなら、何故バブルの乱開発の時にやらなかったのか。

何がしかの法律を適用すれば、国家権力が土足で家や生活や家族に
入ってこられる準備が着々とすすめられている、気がする。

でも、この国がどんな事態になっても、
私の心の中までは入ってこられないはずだ。


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