2006年08月17日(木) |
電源の町、風雪の土地 |
仕事Aはひと区切り。帰りに寄り道。
大町市は電源開発の町。黒部ダムの玄関口なんである。 街中の、どうみても人口スケールにそぐわない大規模なインフラは、 すべて水力発電−ダム−のためにつくられたといってもよい。
立山黒部アルペンルートも、今は観光ルートであるけれど、 本来は電源開発ルートなんである。この大町市が長野県側の入り口。
国土交通省やなんかの管理事務所や出先機関も、やけに存在感がある。 山の奥で、兆単位の金がうごく町。土木の町。直轄事業の町。
でも、街の中を丁寧に見て歩くと、もっと古い歴史や文化がみえてくる。 北アルプス山麓の厳しい風雪に耐える風情が、感じられる。 夏の日差しが照りつける街角や、汗をかきかきの会話からも、冬の情景が浮かび上がってくる。
2005年08月17日(水) 何者かになりたい症候群
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