ラジオでここのところずっと昼の時間に流れている、「綺麗」という歌。
自分の中の少女が、心も身体も女として綺麗になりたいと言っている、 どうもそういう、中年女性の心境をうたった内容である。
ものすごく抑揚のあるメロディにのせて、 森昌子がこれまたうっとりするように歌っている。
これを毎日毎回、うへえと思って聴いている。 どうもこういうトーンは苦手である。恥ずかしくもある。 いい年をして、まだ自分の−自分だけの−美醜に固執するのか、という反発もある。
もうわずかのうちに自分も中年の域に達するが、 こんな気持ちの悪い心境に至らぬよう自戒したい。
というわけで、思い余って日記に記す。
2006年10月31日(火) 色あせた看板に書かれた意志は 2005年10月31日(月) 2004年10月31日(日) 広大な国土の閉塞感
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