記憶の遥か彼方から聴こえてくる そよ風に揺れる緑の唄が小さく響く
小鳥が啄んで持ち去った小枝に結んだあの日の夢 何処までも飛んであの青色へ溶かしてくれるならばそれも悪くはない
沢山抱え過ぎるなら少し手放す そんな勇気はないからそっと枝葉へと託す 記憶の遥か彼方から聴こえてくる そよ風に揺れる緑の唄は呼んでる
白い息と共に吐き出され失われた報われない願い 何時からか消えたあの涙今想い起せたならば何も悪くはない
沢山忘れられなくて抱き締めてる 真実ならば「忘れたくなくてしがみついている」 そうこの星に生まれた日から
真っ暗で何も 見えないとしても どうか忘れないでいて
光がなければ影だって出来はしない 教えてくれた唄は今でも世界に満ちている 記憶の遥か彼方から聴こえてくる そよ風に揺れて進んで行こうずっと
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