なちの日記...なち

 

 

偶然発見した「思い出」。 - 2003年08月26日(火)

今日、机の上の本棚をガサガサ捜索してたら、ある物を発見した。
高校の時使っていたクリアファイル。
いっぱいハートのシール貼って、かわいくかわいくして。。。(笑)
中にはさまっていたのは、下じき、合唱祭で歌った歌の楽譜、古文の小テストの予定表、
授業中めちゃくちゃ一生懸命ルーズリーフに書き綴って交換し合った友達との手紙3〜4枚、
それから、オレンジ色の封筒。

封筒?
なんだっけ?これ。。。。

びっくりした。
それは、ワタシの元カレ(=J)も写った、テニスサークルの集合写真、2年分。
それから、Jの弟がバンドを組んでて、そのバンドのメンバーが写ってる写真。
当時ワタシは高校生で、Jは大学生で、さらに懲りもせず遠距離恋愛だった。
かなり訳アリで、まぁ平たく言うとワタシの親の反対なんだけど、
大波乱の末、ほんとに泣く泣くバイバイした。
ワタシはJが大好きだった。

ワタシは、あの頃からさらに歪んでしまった。
ほんとは誰かに愛されたいのに、誰かを好きになりたいのに、心の底から好きになることができなくなった。
きっと恐かったのだと思う。
だけどワタシはTを好きになった。
恐さを常に意識していたわけではない。
だけど今考えると、そういう恐さなどを考える余裕がないほど、ワタシはTが好きで仕方なくなっていた。





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ワタシは約束を守った。
全てを燃やした。

。。。。つもりだった。
3年近く経った今日見つけた写真は、きっと燃やし忘れの物。
それかきっと、集合写真だから送り返そうと思っていたのかもしれない。
Jに関する物は一切残ってないものと思っていたので、すごくびっくりしたんだ。

びっくりしたけど、でも大丈夫だった。
悲しくなかったし、もうJに対して未練はなかった。
もう「思い出」以外の何物でもなかった。

心の傷は、時間が癒す。
ワタシはこの3年間でJを忘れた。
だけど、ワタシは3年前からちっとも成長していない。
3年前のワタシも、Jとバイバイした後、やたら忙しくなるように努めた。
やってること、今と全く変わらない。
もしTとさよならすることになったとしたら、今日Jに対して抱いたのと同じ感情を、いつかTに対しても抱くのであろうか。
そんなの少し。。。悲し過ぎる。



...




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