2004年03月20日(土) |
やっと、第11話の感想… |
◆『僕……の生きる道』
やっと、ネクタイを外した義朗さん。表情も、優しそうになりました。
経済的な援助と、家事も手助けしてくれる事になったのは、良い傾向なんだけど、徹朗のお母さんが元気だったら、審判でも、もっと有利だったんだろうな…。
遊園地での凛ちゃんは、本当に楽しそうだった。
なのに、後で、「3人一緒って、言わないから」って、お父さんに言う健気さ…。
可愛いよね…。お父さん、離したくないよね…。
1つ疑問なのは、可奈子は家を出る時に、あのアルバムと育児日記を持って行ったの?
凛本人を、置いて行ったのに? 凛を捨てる程の、覚悟をして出て行ったのに?
凛本人を捨てて、思い出だけを持って行ったの? パリ迄?
それが可奈子の母性愛?
美奈子さんにとって、可奈子は可愛い一人(?)娘。
でも、凛ちゃんも、可愛い可愛い孫娘。
その凛ちゃんの、「お父さんのお嫁さんになります!」って言葉を聞いてしまったら、いくら裁判に勝つ為とは言え、“お父さんが大好き!”という、凛ちゃんの気持ちを踏みにじってしまうようで、徹朗を悪者にする事が、出来なくなったんでしょうね。
美奈子さんの方が、可奈子より、母性愛(孫に対してだけど)が強いのかも…。
神田弁護士からの電話の後、泣いてる徹朗を見て、えっ?って思ったけど、玉ねぎを切ってるのを見て、何だ〜、又脅かされちゃった〜!って、笑ってたら、あれだもん…。
が〜〜〜ん!
確かに、審判の答えは2つに1つ。
それは、充分判っていたつもりだし、可奈子の方が勝つかも、とも考えてた。
だけどねぇ、今回の流れだと、徹朗有利!って感じがしてたから…。
美奈子さんの証言も、石田先生の言葉も、斉藤シェフの「愛情かけただけ戻って来る」って言葉も。
すっごいショックだった…。
可奈子が、有無を言わさずに、凛を連れて行ったのは、焦りも有ったんだと思う。
遊園地での、徹朗と凛の様子を見て、宮林さんや美奈子さんの言葉を聞いて。
2人に、お別れする時間を与えたら、凛ちゃんは「行きたくない」「お父さんと一緒が良い」って言い出すかも知れない…。
そんな不安が、可奈子を、あんな行動に駆り立てたのかも。
でも、お母さんの方を向いて、ニッコリ「はい!」って返事をする凛ちゃんが、可奈子の方を向いてない時の、寂しそうな顔にも、ちゃんと気付いてあげて欲しい。
自分に向ける笑顔だけを見て、幸せなんだと思ってるんじゃ、便秘で倒れる迄、凛ちゃんの嘘に気付かなかった徹朗と同じだもの…。