月と散歩 )
DiaryINDEX|past|will
2004年01月21日(水) |
『ぼくらが旅に出る理由』 |
あけてまして、おひさしぶりです。
順調に、月イチ更新(苦笑)。 ぬう。
―――
すべてのことは、すこしずつ動いています。
僕の見えないところで、目の前で。
流されないように、流れないように…。
―――
年末のことは、端折ります。 長くなるんで(苦笑)。
正月。 実家に帰っていました。 ひさしぶりに、『家族の会話』ってヤツをしてきました。 …初めてかも…。 帰ればいつも出歩いていて、ゆっくり家にいたことなんて無かったから。 たまにはこんな正月もいいなあ。
…といっても、半分くらいは出歩いていましたが。
―――
スノーボード、初滑り。
ここんとこ数年、山に雪が積もる時期は仕事が立て込んでいて
『初滑り=滑り納め』
という公式が出来上がっていた。
んで、この式には
『初滑り』 『滑り納め』 ↓ ↓ 『身体が慣れてない』 『悔いの無い滑りを』 ↓ ↓ 『勘も鈍ってる』 『つい、実力以上のことを…』 ↓ 『ケガ』
…という連立方程式が付いて廻るのも、毎年のこと。 腰を打ったり、肩を亜脱臼してみたり。 今年もご多分に漏れず…(笑)。
受身を取り損ねて、自分の肘で胸を強打。 一週間経っても痛みが引かないため 会社の診察室で診てもらったところ、
「んー…。呼吸は異常ないねー。…まあ、ヒビくらいは入ってるだろうけど。」
という診断が。
「あの…病院とか、行ったほうがいいですか?」
「あばらは骨折してもギブスとか当てられないからねー。 レントゲン撮って、あと何日で完治するかがわかる ってくらいだね。」
「んじゃ、湿布 貼っておくとか…?」
「骨には湿布、効かないから…ま、安静に、ね。」
…以後、一日5粒のカルシウム・サプリメントをぽりぽりと食す日が続いている。 痛みも相変わらず続いているけど、病院は行っていない。 まあ、気の持ちようってことで(苦笑)。
―――
僕が『一歩』だと思っていたことが、他の人には何歩分もあったり
みんなが簡単に飛び越せる壁が、僕には果てしなく高かったり
―――
言い訳はするな。
逃げるな。
なにかしようとすると、アタマの中で誰かが囁く。
…言い訳はするな。 そう思った瞬間から言い訳が始まる。
僕がやろうとしていることは全部言い訳なのかも…。 そう、思うこともある。
初めて夢をみて、初めて逃げたときから 僕の眼はなかなか『現実』を捉えられずにいる。
気にしなければ、いつもそこにあるのに ちゃんと見ようとするとすぅっと逃げていく、目の中のミジンコ。 僕の現実はそんなものかも。
逃げるな。
言い訳をするな。
ココロは上を向いていたり、下ばかり見ていたり。 否定と肯定を繰り返す。
理由を探して、見失って。
からっぽになった一瞬が、きっとそのときだ。
|