日記でもなく、手紙でもなく
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2003年04月17日(木) 黒田知永子さん

 夏がすぐそこまで来ているような、暑いくらいの日。冬物のジャケットが重い。

 深夜、ケーブルTVを見ていたら、0時を過ぎるとAXNもFoxも映らなくなってしまった。番組表を見ると、確かに今日だけ番組終了は0時になっている。
 しょうがない、と次の<44/LaLa TV>にしたら、なかなかきれいな人のインタビューをやっているので、ついそこでリモコンを持つ手が止まってしまった。

 この人が黒田知永子さんだということが、あとのほうでわかった。
 雰囲気から、モデルをやってそうな感じだというのは、見始めた時からよく伝わってきて、《VERY》創刊の頃や今ちょうど出ている《STORY》の表紙を飾っていたりする。この黒田さんも、結婚〜出産〜子育てということで一度引退。ところが、STORY創刊で再デビューを果たすことになる。
 STORYという雑誌が40代からの女性誌ということで、この人が既に40を過ぎたかそれに近いところにいる、というのを知り仰天してしまうが、同時にとても頼もしい感じもしてくる。まさに、この雑誌のコンセプトを<地>でいっている。いやむしろそうではなくて、今の時代・同じ世代がそのようにこの人の再デビューを方向づけているのではないか、というほうが(インタビューを見ていると)当たっているような感じもする。

 この人、まさに人から嫌われない人の典型だろうなぁと思ったのが一番率直な感想。


2003年04月16日(水) 国立近代美術館宛の苦情メールの返信

 4/12(土)に、近代美術館・工芸館で開催されている<今日の人形芸術>展を見に行き、見終わった後で、出品展示リストがないのかをカウンターにいる女性に尋ねてみました。
 用意してないのならないということで、その場は終わったのだろうと思うのですが、展覧会案内用リーフレットか図録をどうぞ、というのでちょっと頭にきてしまいました。リーフレットは用途が違うだろうし、図録は買わなくてはいけないし。

 せっかく珍しい展覧会なのだから、確かに図録を作れば記録は残るのでしょうけれど、3〜4名の作者の作品名を手元に残すためだけに、この図録を買えというのはちょっとむごいと思わざるを得ませんでした。以前、この工芸館で開かれた企画展を見にきたときは、展示リストが用意されていて、大変ありがたいとおもっただけに、今回は本当に残念でした。

 その後、近代美術館・本館で開かれている<青木繁と近代日本のロマンティシズム>展を見たときも、展示リストがなく、最近はもうリストを作らないのだろうかと思ってしまったほどでした。

 ところが、翌日近代美術館のHPをチェックしてみると、青木繁展のほうはHPに出品リストが掲出されているではありませんか。しまった、これを印刷して見に行くのだったと臍をかみました。
 しかし、工芸館で開かれている人形展のほうは、やはりHPにもリストは掲出されておらず、ほとんどリーフレットと同じ内容。僅かに期間中数回開かれる講演内容についての案内が詳細に掲出されていました。

 確かに、講演時には集客しないと、人形製作者である講演者にはなかなか顔が立たないというのはよくわかるのですが、それでも<見にきた人>全てに、気に入った製作者名と作品名くらいは手元に残るメモを置いて欲しいと思ったのでした。

 その時点で早速<言いたくはないけど苦情を一件>、工芸館・企画担当者宛メールを入れておきました。本音は、HPでも構わないし、リストを掲出してもらえないか、という内容です。住所・氏名も入れてメールを入れたわけです。

 その返信メールが今日入っていて、「今後の企画時に参考にさせてもらう」旨の内容が書かれていました。別に、このような返信をもらいたいから、メールを出したのではなかったのに、と思いました。リストが欲しかったのに....

 HPにも、まだ展示作品リストは掲出されていません。


2003年04月12日(土) 銀座近鉄ビル

 銀座四丁目、晴海通りに面した和光の左隣のビルが、銀座近鉄ビル。
 この1Fに神戸屋キッチンがあったのだが、今週月曜日にふと見ると店が閉まっている。シャッターには閉店の張り紙。

 この近鉄ビル、ほぼ全部のフロア、飲食店で構成されているビルなのだが、その月曜日見た時には、最上階にあるスエヒロを除き、他のフロアの店も、全て営業していない状態。ここ、建て替えるか何かするのだろうか、それなら、入っている店は、休業かあるいは別の所で営業か、そのような内容の表示をするはずだろうし、一体どうなってしまったのか、そんなふうに思っていた。

 今朝の日経朝刊を見て、ああここもか、と思った記事。グッチが日本の旗艦店とすべく、近鉄から取得した、という内容。
 またまた、銀座に外資の看板店が一つ増えることになる。

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 地下鉄・竹橋駅で下り、国立近代美術館・工芸館へ向かう途中、2本ほど枝垂れ桜がまだ美しく咲き誇っているのに出会う。


riviera70fm |MAIL