*妖精の詩(うた)〜fairypoem〜*
fairy.k



 【涙】

急に寂しくなって
泣きたい時
僕は泣けない

最近少し素直な自分になれた
泣きたい時は
素直に声を泣こうと

いい子でいる癖が
僕をガンジガラメにする

泣きたい夜もある
あなたの胸を借りたい夜もある

あまり
心壊さないで
これからは、思いっきり泣こう

いい女になるという背伸びより
人としての強く生きる心創りが
今の僕の課題かもしれない

2003年07月16日(水)



 【By your side〜あなたの傍らに】

雨上がりの空に
虹の橋が架かる

君の口ずさむ
あの唄が聞きたい

向日葵の葉陰から
顔を覗かせた君

懐かしさに微笑みながら
君の帰りを待ってた

大きな樹の下で
二人で寝転んで

大空を渡る鳥を
仲良く眺めながら

そんな雲の上の
可愛い天使の二人で

今日も微笑んで居たい

『ずっと傍に居させて』と呟く


*************************
大切な友人が無事退院して来て
贈った詩です^−^歌詞に近い
鼻歌交じりで書きました。

2003年07月15日(火)



 【あじさゐ傘】

あの月に照らされてみたいと
心の灯りをそっと燈したら

水面に波打つ心抑えて
漣のように寄せては返す

飛沫が私の足元浚う

いっそこのまま
あの月の輝きの中に
飲み込まれたなら

私の心の雫雨がこのあじさゐ傘に
しとしとと海のアメフラシが
今藍色の泪を放出する

雨上がりのわずかな雲の切れ間を
また何処かをみつめながら
白鳥は風に舞い上がり
何処までも
空の彼方に垂直に飛ぶ



2003年07月08日(火)



 【それでも空が海があるから】

悲しみにくれて
心を失くしそうになったこと
あるあるあるよね

もう生きる事すら
どうでもいいと思った現実
あったあったあったよね

そんな時に空を見たらね
いつものように雲が流れて
僕を見ていてくれるんだ

寂しくて電車に乗って
江ノ島の海見に行ったよ

そしたらね
広い海がね
空飛ぶ鳶がね

僕を誰にもわからないように
そっとじっと抱きしめて
待ち迎えてくれたんだよ


人生ってさあ
辛いこと哀しいこと
いっぱいいっぱいあるから

それでもね
変らない
あの空と海は

僕を今でも受け止めてくれるんだ

2003年06月20日(金)



 【毛糸玉】

くるんくるんでんぐり返し
僕と遊んでよお兄ちゃん

毛糸玉とにらめっこ
じゃれあって寝転んで笑った

おててにひっかけたなら
こっちにコロコロしてくる

僕が追いかけたら
掴まってくれるかな

僕が泣いたら
おんぶしてくれる

毛糸玉コロンコロン
背中で聞いた君の唄

夕焼け空に仲良しこよし
君が摘んでくれた花一輪


2003年05月19日(月)
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