使者が飲む水 2008年4月初版 南雲堂 島田荘司が書く二大探偵(?)のうち吉敷刑事のシリーズにたびたび登場して推理の手助けをする札幌署の牛越佐武郎刑事が主人公の少々地味なお話です。 地味すぎて途中で少し飽きてきますが、我慢強く読んでいけばさわやかな推理に辿り着けます。と言うのは嘘ですが、平和な家庭に届けられたその家の主人のバラバラ死体、まったくやましいことのない被害者、怪しい娘婿たちなどミステリーに必要な要素が集まっています。牛越刑事は中年のさえない男で定年までにいちどは大きな手柄をたてたいとこの事件に挑みます。主人公が中年のさえない刑事だし、顔もパッとしないし、体型はもちろん今でいうメタボです。鮮やかや推理もありません。ですが、粘り強いです。自腹を切って出張します。冴えない容姿を活かして聞き込みもばっちりです。 人当たりも良いので他県の警察も親切に協力してもらえます。 最後に犯人の動機について長々と書かれていますが、思いもよらない動機です。ある人にとっては、日常でよくあること、まったく殺人の原因になるなどと思いもよらないことですが犯人にとっては、恨みと憎しみの元だったのです。この動機の元になる箇所は、読み応えがありますし考えさせられます。
最後に牛越佐武郎刑事は「刑事コロンボ」タイプの刑事でした。
正しい生活・・・それは清潔な生活、簡素な生活を意味しています。
掃除の行き届いた部屋は、快適で仕事も充実します。そんな生活のお手本にしたいようなサイトを見つけました。 エレクトロラックス 社のサイトです。エレクトロラックス社の掃除機(エルゴラピード)を使ったショートムービーがとってもおしゃれで機能的です。ただおしゃれって言うだけだったら簡単ですが、北欧のメーカーなのにコンパクトなサイズで日本女性にも簡単に扱えます。紹介のショートムービー「カフェスカンジナビア」でもカフェのオーナーが営業時間中に掃除機を使っています。店内にお客さんがいて、飲み物を飲んでいるのに、掃除機を使っているところを見ると、音や排気が小さいのでしょうね。アルバイトしていたファーストフード店では、開店前には業務用掃除機でフロアーを掃除してました。客の悪ガキ・・・じゃなくてお子様がたがとっても元気なので床に食べかすや包装紙を落とされます。 食事している客がいるのだから、いつも箒と塵取りでそっと掃いていたのですが、この掃除機なら使ってもお客様に不快感を与えずにすむかもしないと思いました。
お店の中に掃除機を置いても、こんなにコンパクト
今までのタイトルは「読書記録とITベンチャー」でしたが、仕事を退職して「ITベンチャー」とは関係なくなりました。よって「正しい生活と読書記録」にタイトルを変更いたします。 今までいい加減に生きてきたので少しずつですが改善したいと思います。 ブログの内容は、趣味の読書で読んだ本の感想と生活改善をメインしたいと思います。
今回は、正しい歯磨きについて書きたいと思います。 今は、毎日朝起きた時と寝る前に歯を磨いていますが、ほんとはもっと磨きたいとだが、すぐに忘れてしまいます。そこで歯磨きのモチベーションをあげるために歯磨き粉が当たるキャンペーンに応募しました。
シュミテクト
効果は知覚過敏を防ぐことと、歯に沈着した染みを落とすことです。 はずかしいことですが、40歳過ぎてから歯にお茶やコーヒーの色が付着しているようです。今は歯医者に気がるに行ける環境でないのでシュミテクトの「ステイン落とし」の効果に期待したいです。「知覚過敏」は冷たいものがシミる状態ですよね。冬はお湯で歯を磨く癖があったのですが、「知覚過敏」の症状がでてますよね。これも治ったらありがたいです。
シュミテクト やさしくホワイトニング
有名ブロガー ももさんや読者モデル「村上実沙子さん」も 使っています。べっぴんさんが使っているなら私もやってみよーっと。
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2011年07月05日(火) |
「今日を刻む時計」 宇江佐真理 |
髪結い伊三次捕物余話 「今日を刻む時計」 2010年7月 初版 文芸春秋社
シリーズ物9巻であります。1巻から読んでいると登場人物の成長がうれしくもあり、自分も同じように年を取るのがむなしくもあります。 7巻あたりから主人公が伊三次から、上司である不破友之進の長男「龍之進(27歳)」に変わりつつあります。正式に夫婦となり子供を持った伊三次より結婚適齢期のイケメン「龍之進」のほうが物語として面白いのかもしれませんね。江戸時代でも現代でも結婚は人生の一大事、大騒ぎするのもしかたありません。女性は16歳くらいから結婚するし、親や親戚の薦めた相手でも簡単に結婚を了承するので現代よりはずっと結婚しやすかった。その変わりいい年して独身のものには風当たりは強そうです。
「龍之進」は、親戚の薦める相手に断られ、自分で相手を見つけようとするのですが、女心がわからない朴念仁なので苦労しております。 ただ最後の話で「龍之進」が運命の相手と話す場面は読むと胸が熱くなり涙が出てきました。 やはり女流作家の書く話には「恋」がなけりゃいけませんね。
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