ことばのかけら
桜子



 魔法の翼

散り散りにおしゃべりをしていた白鳥たちは

ひとたび音楽が鳴ると

そのご自慢の翼に 空気をはらませて

その場をシンと静かにさせます

優雅な雰囲気を醸し出して舞う様を見ていると

魔法にかかったような心地になるのです




2001年08月29日(水)



 イイノガレ

「あたしは弱いから・・・・」

そんな言い逃れをするほど

墜ちて居たくはない

2001年08月28日(火)



 こんにちは さようなら

短い手紙を書く間

あなたは何を思ったろう

「こんにちは」から「さようなら」まで

幾度笑顔になったろう

幾つ涙をこぼしたろう


2001年08月27日(月)



 ありがとう

ありがとう

ありがとう

これ以上 言葉なんて出ない



2001年08月26日(日)



 Passage

世間は私を甘やかしてはくれない
でも 別段 冷酷なワケじゃない
知らぬ顔して 通り過ぎてゆくだけ
皆 人より自分を見つめているもの

時間は私を待ってはくれない
だけど 素早く追い越すこともない
ただ 淡々と正確に時を刻むだけ
変わらぬものに焦ることなど 何一つないのに・・・

何故だか一人のような気がして
時だけが過ぎていくように感じてたのは
自分を見つめてなかったせい

静かに心に問い掛けた
これからのこと・・・・・・・・


2001年08月25日(土)



 あぁ良かった。

開け放した窓からの風が涼しかった

いつも飲むコーヒーが美味しかった

シャンプー変えたら 髪がサラサラになった

今日も元気だった

あなたと話せた

あぁ 幸せ

2001年08月24日(金)



 ヒトゴト

どんなに心配してみたって

そんなのは勝手なおせっかいに過ぎなくて・・・

だったらもう気にしてやるもんか!

所詮は他人事なんだし・・・

そう割り切れないのは何故だろう

気付くと余計シャクにさわってたりして


放っておいて欲しいことだってある

一人になりたいこともある

それは充分承知


本当に相手の気持ちなんて分かってない

分かってないからイラつくんだ

自分の気持ちの押し売りに過ぎないんだ――――



あたし 随分 勝手だ

2001年08月23日(木)



 君の隣

君の隣には

心配してくれるべき人がいる

周りには もっと沢山の人がいる

アタシはバカ話することしか出来ないけど

応援してるよ

頑張るんだぞ

2001年08月22日(水)



 はなれてわかること。

離れることは

悲しいこと 切ないこと ・・・とは限らない

すこし距離ができたときに見えたもの

それは今まで見失ってた大切なもの

顔色 ごきげん

気にし過ぎていたなんてつまらないね



2001年08月21日(火)



 ツイてない

何をやっても ツイてない

踏んだり蹴ったりの一日も

優しい声で ふっとんだりして

ツイてない日も たまにはいっか。

2001年08月20日(月)
初日 最新 目次 HOME


My追加