ことばのかけら
桜子



 片想い

たとえこの想いが 一方通行だとしても
やっぱりアタシは スキでいることをやめられないよ
・・・多分ね

他に出来た人間がいたとしても
やっぱりアタシは
あなたに泣いて笑ってるよ
いつの間にかそうなっていた

たとえこの想いが 自分勝手な幸せだとしても
やっぱりアタシは あなたを見つづけているでしょう
・・・きっとね



2001年12月07日(金)



 冬空コーンスープ

冷えた青空見上げた
じわりと心滲んだ

コーンスープ飲んだ
・・・幸せな気分なのに
なんだかもっと泣きたくなった。



2001年12月06日(木)



 緑のホウキボシ

緑のほうきぼし達が

すっかり流れて落ちた頃

遠くの山の 向こうから

また日は昇り 今日が始まる・・・


昨日の涙は拭きましょう

小鳥が歌ってくれるから

今日は楽しいことばかり

だから一緒に笑いましょう


空一面の ほうきぼし達

夜空と一緒に 歌い始める

きらりきらきら 流れるものは

私の頬に 夜空の彼方に・・・


<ヤサシイ キモチデ アスヲ ユメミヨウ・・・>


昨日の涙は 拭きましょう

小鳥が歌ってくれるから

今日は楽しいことばかり

だから一緒に 笑いましょう


明日もきっと 晴れているから

だから一緒に・・・

だから一緒に 笑いましょう


※Special Thanks To; Hato−Kozumi&Rica

2001年11月28日(水)



 ギリギリ

優しさが 仇になってる

心ン中をすりきらし

体がもたなくなったらば

誰が貴方の代わりになれる?


もう悩まないで

結局自分で立ち上がるしかない

いくらどんなに手を差し伸べても

温かい言葉 放り投げて踏み潰されてるだけでしょ


柔らかに出来てる優しさを

無意味に傷つけられるだけ・・・


2001年11月27日(火)



 欠片

誰だって どこかしら
傷を持ってたり 欠けてたり
一息に綺麗な円を描ける人が居ないように
完璧な人なんて 絶対いないから

もう 自分を責めないで

たとえばわたしにないものを
あなたが埋めてくれるのよ

2001年11月21日(水)



 思わず叫んだ一言

上手くいかないから悔しくって泣いてるの?

人生って 軌道にソツなくのれることが

調子よく事が運ぶことだけが

幸せなことなの?!

2001年11月17日(土)



 enter key

いくら面白い言葉並べてみたって

いい考え思いついてみたって

実行しなくちゃ 話にならない

どこにも響くことなく 伝わることも無く

妄想にて 終了



ホントに それでいい?

2001年11月08日(木)



 アンテナ

どんな言葉を掛けたらば
あなたに引っ掛かるだろう
もう気に入られようとも思ってないけど
アンテナの形も数も
みんなそれぞれ違ってて
何に対して 話をキャッチしてくれるかもわからないから

色んな言葉 迷わず送ってみよう
躊躇せず
遠慮せず・・・

何も気にせず 喋り倒して笑ってた冬
どこか心は暖かかったから




2001年11月02日(金)



 最後の写真

この日最後に撮った写真は
沢山あるうちのどれだったろう
一番最後に見た 一番最新のあなたの笑顔は
どの一枚かは忘れたけれど

目に焼き付いているよ
もう何年前の11月だったか数えてもいないけど
あの横断歩道
高かった青空
すこし寒くて でもとまらないささやかな笑い
もどかしかった距離

・・・全部 覚えてる 
未だに



この日最後に撮った写真は
一体どれだったっけ?
どれでもいいような気もするけど
なんだかフト気になったんだ

なかなか会えないときも
些細な便りで救われる
昨日電話をくれたから
今日はワガママを言わないことにする
だけどどうして
写真なんか眺めたりしてるんだろう・・・




あの日撮った写真の数なんて
もう思い出してもいないけど
振り返っても「幸せだったよ」と言えるように
後悔はしないように生きることにしたよ
大事なあなたを傷つけて 初めて苦い思いをするなんてね
 
いつかまた
アルバムを開ける時なんてくるのかと思っていたけど
最近すこし
あの日々を振り返ることが出来るようになったんだ


生涯で
いちばん最後に撮る写真ってどんなんだろう

ぜったいいい笑顔で写っていたいよ

2001年11月01日(木)



 

使ってやった手は

どことなく 誇らしげに 

たくましく節くれだっているように見えた

またひとつ 何かを掴んだ喜びに溢れてる

満たされた血色をしている

2001年10月29日(月)
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