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■ Prism
ヒトカケラの 今にも割れてしまいそうな悲しみを 誰も彼もが抱えてる 時に それは突き刺さりそうで 私は必死で 身を守る
ひとり ひっそり 涙を流す夜 窓から北風冷たかった 同じ空の下 ちがう痛み抱えた人から なんでもないふうに傷を撫でるようなコール 心の中で「頑張ろうね」とエールを送った
ねえ 朝が来て 光差し込んで このカケラにも 屈折しつつも虹が生まれたよ たった一人 存在を認めてくれる人が また “生きていこう”と思わせてくれたよ
そうして 顔を上げてみる …所詮は一人になってやろう だなんて無理な話だったのさ こんなにも こんなにも あたたかい眼差しを送ってくれる人たちが居た…
カケラをそっと日にかざした ―――何よりも 美しかった
2002年09月21日(土)
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