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■ 地図を描いて
ぐんぐん順調に歩いてきた道 いつしか それは迷路への入り口へと続いてた 「簡単さ 2秒で抜けきってみせる」 いきがってた頃も もはや懐かしい
くねくね 複雑に曲がってゆく道 いつしか壁までも高くなってきた気がして 「もうダメだ ギブアップ!」 何度音を上げようとしたことだろう
その度 頭の上を 微かなんだけど 薄日が射しては慰められる 「もう少しだけ歩こう」と
立ち止まって 泣きはらした夜 そんな日でさえ 月は輝いてた 私は それを知らないだけ 見えていないだけ…
地図を描く人がいた 角度を測り 地形を想定し 風向きを調べ 懸命にゴールを探してる その人を見ながら きっと 私は花を摘んでることだろう
どうせ迷い込んでしまった道 その場なりに 楽しむしかないね きっと
2003年01月17日(金)
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