今、ボイトレに通ってる先生が福岡出身なのですが
練習前にストレッチをしてた私を見て、ふと聞かれました。
「ゆーたさんは、ご両親の出身どこ？」
「？大阪ですよ。」
「じゃあ、おうちでは関西なまりもあったりするのかなあ…ねえ、「背伸び」ってどうやっていう？「せのび」？「せのび」？「せのび」？」
　「…「せのび」ですかねえ。」(2個目だと某飲料水の商品名みたい…)
　「うーんそうかあ、でも…真中だけアクセントがあるのって、関西っぽいしねえ…大阪だからかなあ…」
　「さ、さあどうでしょう…(東京弁の発音に関してはあまり自信なし)」
　どうやら先生んちでは「せのび」と語尾を高めに言って発音するらしいです。まあそれは方言なのだろうと納得してらっしゃるのだけど、しかし正しい(つっか、東京弁の)発音については結構周りの意見もばらばらのようで、未だに判らないのだとか。だれか、東京出身の方、ご存知ないでしょうか…。
　（ちなみに先生は私がアメリカに長く行っていたことをご存知だから、両親の出身を聞いてくれたのかと思われ。いやまあ、5歳までは日本にいたんですがね。）

　さすが言葉のことになると気になってしまうんでしょうか。それとも単純に地方出身者の意地なのでしょうか。（うちの母もよく「そんな発音しない」と同僚さんたちに笑われて、気にしてるもんなあ…。）いずれにせよ、音大の受験生も教えてる美人ソプラノ歌手の先生が、生徒さんたちや音楽仲間たちに大まじめに「せのび」とかって尋ねてる姿を想像してみたら、なんかちょっとかわいい(笑)


て油断してたら、レッスンではイタリア語の発音をいっぱい直されてきました…いつものことです。えぐえぐ。

　たまには鏡にちゃんと向かうこともあるんだよ、の話。(たまには、かい。)
　私は左右の目の形がだいぶ違いまして。もともと一重の細い目なのですが左の目は目尻が下がり気味で、余計に小さく見えるんです。
　だからまだ形が良いと思える右目を出すために、髪の分け目を右目の上辺りにして、長く伸ばしてある前髪を顔の左側に流しているんです。そうすると、左目の目尻と輪郭の左側が髪で隠れ気味になるわけですな。
　でも今度髪に縮毛矯正をかける予定なので、せっかくだから少し髪型を変えてみようかなと思い立ち、試しに分け目を反対にとかしてみました。当然たれ気味の左目の方が出て、右目の上に髪がかかって隠れ気味になります。そしたら不思議に、なんか全体的に印象がすっきりしたんですよ。髪の流れの影響で右目も少したれ気味に見えるんですが、それはそれで左目と同じなのでバランスがいいんです。面白いことに、無理に小さい目を大きく見せるより小さいほうに合わせた方が、印象がいい、気がする。
　顔は左右対称のほうが綺麗に見えるんだ、という話をテレビとかでちらっと聞いたけど、こういうことなのかなあ。
　まあ単純に普段見ない感じになるので新鮮なのと、左側のほうがあごのラインが細いようなので、そのせいという説もあります。でも、輪郭がこんなに違うってのも今日はじめて気づいたよ。髪の分け目一つでこんなに印象が違うほど、顔ってアシンメトリーなんですねえ…。

　…そんだけ。

真似する人が多すぎて、本物の顔が時々わからなくなります。