「天使の梯子」って表現がありますよね。
雲間から太陽の光が差し込んできて、ええと、ストライプ状に光の筋ができる、結構幻想的な風景。
　友人がmixiで、それは見事な天使の梯子の写真をアップしていたのです。
　しかしそれを観ていてふと疑問が。
　ずっと、「梯子」って言うからにはまあ上ったり下りたりするわけだから、空と地面をつないでる筋の一本一本が「梯子」なんだろうと思っていたのですが
　もしかして、「横になっている梯子」なのだろうか。
　ほら、明るいとこと暗いとこのストライプだからさ、大きい梯子を横倒しにしたようにも見えない？
　…見えない？
　…違うかなぁ。　

　まあ横倒しだとしたら、天使はなかなか巨大な存在でなければならず、やはりロマンチックさから考えると素直に縦で考えるべきだろうと思うのですが。まあちょっと疑問に思ったので放出してみました。
　てか真相ってどう調べればいいんだ…。

昨日のことを同期たちに話したたら大うけされました。
と同時に「そういうことは休日にやろうよ…」とごもっともなご指南をいただきました。えへ。

　しかしああいうのは、暑いときとか何か目的地がない時はやろうという気にならないのです。だから「夕方の帰り道」というのはとっても好都合だったりして。しかも昨日は前述のとおり定期を忘れた上に、行こうか迷っていたコンサートに結局行かないことにしたから、その勢いが余っていたのでしょう…忙しいときのためにとっとけって話ですね。

ちなみにあとで地図で距離を検索したら、最短ルートで7.1kmとでました。迷っていたからあと1kmくらい加わるかな。しかしそれでも高校時代のマラソン大会で、男子が走った距離(10km)より短かったのです。高校生って、えらいな……。てか、私やっぱり足遅いかも(涙)

荻窪の八幡神社境内で会った猫さん。
ご挨拶したら一鳴きして二枚おとなしくポーズをとってくれました。



車が激しく行き交う青梅街道を曲がったら急に静かになってびっくりしました。
電柱に「こけしや」の宣伝が載ってて西荻窪なのだなと思わされる。

ここまでは地図どおりいっていたのに
急に善福寺公園への引力に負けてしまい、寄り道。


10年ぶりくらいに訪れた(昔この辺りに住んでいたんです)けど、こんなに水草繁ってたっけ…。ウシガエルの迫力ある低音に本気で驚きました。

しかし公園のおかげで迷った。犬の散歩でよく来ていた公園だったのに、周りの家が全然認識できず…。急に畑なんか出てきちゃって、なんか「トトロ」で迷子になってしまったサツキかメイの気分。

見知った道に出たときは、本っ当に安心しました。暗かったし小雨も降ってきたりしてたし。意外と、日傘は雨よけになるということを発見しました。(＜指した)

……という、会社からの帰り道でした。
ええ、中央線三駅分、なんとなく気分が向いたんで歩いたんです。しかも気が向いたきっかけは定期を忘れたからという。時々自分で自分の衝動に呆れてしまいます。
善福寺公園と迷子のせいで結局二時間くらい掛かっちゃったけど、迷っても二時間で帰れるんだなあ。地図どおり、早足でいけば一時間ちょっとで歩けるかしら。
でも足裏がまだひりひりしてるので、今度はサンダルじゃなくてスニーカーで歩きたいなあ。え、ええ。多分またやります。意外と楽しかったのよ。