モクジ | 今ヨリ、カコへ | 今ヨリ、ミライヘ
モノカキはじめ、セミプロみたいな意識で、コラムや小説を書いていた頃。
師匠に
「人の小説など読まなくてもいい」
とさんざん言われ、鵜呑みにしちゃっていた頃がありました。
私は遅読ゆで、読書量が少ないことがとても気がかりだったけれど
その言葉でとても楽になったことは確かでした。
ですが……結果。ゴーストライターのお仕事を受けていたときに、煮詰まったのでした。
人の小説を読むな、その分、自分の小説を書け、なんて。
それは、人並み以上に読書量がある人がやること。
私のように、大人になってからの読書量が異常に少ないものには当てはまらないことだと。
物事はほぼ、「模倣」から入ります。
アレはよい、これは嫌い、こういうのがイイ……なんてことは、物事を知ってからできること。
陸の孤島で文化と接せずに暮らし、本当にオリジナルで生きていれば別だろうけれど
これだけ日々いろいろなモノに接してきているのだから、やはり、ねぇ。
色々知って、そのジャンルの形式を理解し
いいとこ取りして、駄目なところは反面教師と生かして
自分のオリジナリティにつなげていく。
これですよね。
私はやっと、少しずつ動き出しました。
今、「麻瑚」という名前では書けなかったジャンルのお仕事に、別筆名をつかってエントリーし始めました。
そのお仕事をするためには……ということを、色々な作品を読みながら、勉強している次第です。
遅読なので、なかなか読書量は増えないけれど(笑)頑張ります。
それがうまくいけば、
いつしかまた「麻瑚」は小説を構築することが出来るだろうと思って。
私はまだ、「麻瑚」を捨てていない。
いや、もう、捨てられないという事に、今更ながらやっと気づきました。
麻瑚は、私の一部。
2012年09月26日(水) |
さわりたくない(笑) 「さわる」 |
図書館を愛用しています。
図書館たるもの、今やかなり便利。
予約やお取り寄せも出来るし、意外と新しい本もあったりして。
なかなか使えるものです♪
そして時々、「本のとらばーゆ」なるものがあります。
(貸し出し終わった本を、無料で配布)
そこで一冊の写真集を見つけました。
「さわる -石内都-」
http://oryo-books.shop-pro.jp/?pid=18839020
男性のヌード写真集。
外人さんも居れば、しょぼくれたおっサンもいる。
綺麗とはほど遠い、決して「触りたい」とは思えぬ、写真の数々。
よく見ると。
尻毛……
亀さんの頭……(^◇^;)
袋……
幹の部分の血管浮いてる状態……
などが確認できたりして。
こ、こんな本がどうして町の図書館に!?
だ、だれがリクエストしたんだろう。
そして、真ん中当たりのページが破りとられている〜。
何が写っていたのだろう?
だれが?どうして、そこをむしり取ったのだろう?
うーん。
秋の寂しい夜は、このおっさん達のリアルな尻や亀さんの写真を見て、
自分を慰めることとしましょう(笑)