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■ 2日目
朝、コンミス・コンマスへの花束の発案者からのメールがきていることに気が付く。 しかし話がよくわからなかったので返信せずそのまま練習へ。 スタッフに集金もろもろやると宣言し発案者から全権を移行したところで そこらへんに来た人から適当に各パートごとの集金を頼む。 シェリさんのはコンミスの発案だったので彼女の到着を待って集金担当を請け負う旨を伝え こそこそと集金の目処をたてていた。 するとと、更なる企画が立ち上がったことが判明。 ずっと練習を支えてくれているスタッフの方々へもなにか、というのである。
結局、シェリさん企画+スタッフ企画+コンミス・コンマス企画で集金することになった。 因みにそのことをパートごとの集金者に伝えようとしてあちこち動いたが、 人が多いので意外と目立たなかったようだ。
そうこうしている間に、シェリさんがいらしてまずは火の鳥から練習開始。 火の鳥を作曲したストラビンスキーはモーツァルトよりもずっと新しい人なので リズムが結構面倒なところが沢山あり、特に裏うちのリズムが頻繁にある。 つまり指揮者の表拍、1拍目が分かりにくいと裏は入りにくいのである。 …シェリさんの指揮は裏打ちにとっては非常に分かりにくかったのと 皆疲れていたこともあり結構ぐちゃぐちゃに。
本番をみに来た母には、よくあの指揮できちっと合ったわねぇと言われたが 前日の苦労とそれまでの分奏の練習の賜物としかいいようがない。
各団体の練習が終わり、楽器とケースを持って私たち合同演奏のメンバーがホールへ。 音がよく響くので粗が聴こえやすい。 真中あたりの席に座っていたモーツァルト降りばんの人に録音を頼み コントラバス(ベース)にN響の池松さん、チェロに村井先生が混じって練習スタート。
体調いまいちだったのと、動き回ったのとで疲れていたのだろう。 後ろにいた先生達の音が、たまらなくなるほどうるさく 更には一体今までやってきたのはなんだったのかと不安に駆られ でもシェリさんの音は素晴らしくてと情緒不安定になり、何故だかじわりと泣けてきてたのだ。
隣を心配させつつ個人的には最悪な気分であっという間に練習終了。 火の鳥の練習へとうつった。 暫くすると気分も落ち着いたので、オーボエの子がシェリさんのサインを貰うのに、 スコアを持って便乗しに楽屋へ伺い、サインと写真を頂く。 そしてパートごとの集金を終え、この日は疲れているからと急いで家路についた。
帰宅途中に後輩から相談のメールが携帯に入っていることに気が付く。 しかも運営に関するとても大切なことだったから無視できるものではなかった。 23時頃帰宅予定だったので、その頃に電話をくれるか木曜に話そうと返すと 本当に23時頃に電話がありそのまま1時間半話しこんだ。 話し終わってからはお金を計算しつつさめてしまった夕飯をがつがつと食べた。
最後に録音してもらったものを地べたにすわりこんで聴いてみて、少し安心した。 シェリさんの音にくってかかる勢いでベースが弾きそれにチェロが張り合っただけだった。 ベースの先生は本番乗らないのであまり気にせずいままで通りに弾けばいいと思えた。
結局寝たのは2時近く。
2003年11月23日(日)
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