日の想い
幸花



 

音の和に つたわずおもいは いずこへか

2004年10月21日(木)



 社会人半年生

入社してから早半年、配属されてからかれこれ4ヶ月が経った。
早くも、というべきなのかまだというべきなのか
自分のおかれた環境がおぼろげながら把握できつつある。
悩み事はつきないが、ともあれ最近よく感じることがある。



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就職活動の時、限られた時間で求めらることを把握した上で、
短く簡潔に応答する必要性に迫られ苦労したが、
仕事はいつもそれの繰り返しなのである。
簡潔に言うならばストレートに言えるではないか、と思うだろう。

しかし何を言うかよりもどう言うかが問題なのである。

半人前の新人は、質問することが仕事と言われている。
しかし、相手の様子や立場を考慮しつつ自分の要求を通すことは難しい。
最近先輩社員の方にちょっとヘコミぎみかも、といわれたが
それもそのはず。
人の様子を伺うことがかなり苦手なので、しまったぁ!の連続だからである。
仕事ができるできない以前のところでなかなかかみあわない。


最近いいなと思ったものがある。
1つめはTVで見たもので、靴職人さんの仕事に励む様。
2つめは楽器でプロになると決めた友人の様子である。

靴職人の方は年老いてもなお世界の1線で活躍していて
靴に注がれる目はいとおしく、いきいきとしていた。
いつも、楽しそうに演奏していていい音だなと思っていたオーボエ吹きが、
アメリカに呼ばれプロを目指すという。

手に技術をつけ日々新しい技術の研鑚に励み活躍するという点においては
SEにも共通する部分がある。
いつかそんな風に仕事ができるといいなと思い明日も仕事へ向かう。







2004年09月14日(火)



 違い

土日に富士急ハイランドにいってきた。
沖縄旅行へ行った時にお世話になった友達が上京していたから
それを口実に遊ぶことになったのだ。
きちんとした計画を立てていなかったので、帰る頃には日付が変わっていたけれど
久々に騒いで遊び倒した感じで楽しかった。

バイオリン弾き4人とチェロ弾き1人、男3人女2人。
とにかく移動時間の方が長かったので車中では本当に良くしゃべっていた。
話題はマニアックなオケ関係のことやそうでないものまでとバライティに富む。

朝7時ぐらいに出発して色々あってインターチェンジで昼食を取り
13時に目的地に到着、19時に後にして23時頃に夕飯を食べた。
つまり合計2回食事の機会があった。

まずはお昼。
私と女友達2人はほとんどずっと車の中であまり運動しなかったこともあって
お腹は空いていなかったからナンを使ったサンドイッチとアイス。
でも男性陣、朝食が適当だったこともあって定食と更にアイスを食べながら
私達の購入した食料を見てダイエット中?などと不思議そうだった。
そして夜。
もちろん途中でつまみぐいもしているのだが、時間が時間だったこともあってか
なにしろ肉が食べたい!と男3人で決意をしていた。
女2人は間食でことたりていた所為かそれほどお腹が空いていなかったので
時間を追うごとに殺気だつのでよく分からなかった。

そうしてようやく入った焼肉屋さんでは、瞬く間に食べるものが無くなった。

話は合うし非常に楽しかったが、食べ物に関してのみ男女の違いを感じた。
またこのメンバーで旅行にいけたなら、食料調達を怠らないようにしたい。
お腹をすかせた男性ほど頭が硬くなるようだから。

2004年08月10日(火)



 

タイムマシンがあったらどうしたい、と友達に聞かれて
戸惑った。

環境がかわると、知り合いが淘汰されていく。
まだ生まれおちてから22年しか経っていないが、
もはや把握できないぐらい沢山の人と出会っては別れてきた。

おしむらくは、その内15年ほどは出会いを大大切にできなかったことだ。

日々確実に老いていく私たちだから、その時期にしか経験し感じることができない物事があると思う。
それらは大抵人との繋がりから生まれる、と実感することが多いから、
あの時もっとこうしていればよかったと思うことはあまたある。
しかししそれは私が過去に戻ることができず、過去を覚えていられる動物であるからこそ、
過去を反省し学び今後に活かそうとせっせと、時として無駄に、努力するのである。

もしかすると自分の中で解決がつくのに時間が苅テかるかもしれない。
だからといってその悩みを解消するべく、
タイムマシンで過去のその現場にいったとしたならば

きっと私はその後を想定して過去の自分に
違う行動をとらせるべく働きかけてしまうだろう。
それは過去の自分がその時精一杯考えていることを否定することになりはしないだろうか。

過去は知らずうちに蓄えらべられていく。
良きにつけ悪きにつけ。

友達と話していてふとそう思った。

2004年08月05日(木)



 人と話すということ

私は人見知りしない。何故なら他人怖いと思わないからである。

母がわりに活火山な所為か、母以上の脅威を感じさせる人がいなければ
怖いと感じることはない。
お陰である意味打たれ強いなどといった特性として現れるので便利だが、
痛みに鈍感とも言えなくもない。
また私はこの人は嫌いだ、と感じる基準が人より低いことがある。
というか、相手がそういう意識を持って接していたとしても
私がそれに気がつくまでに、かなり時間が掛かる。
強い態度に出ておかないと自分が困るな、と判断した相手については
容赦なく切り捨ててしまうのだが、中途半端な知り合いほどそういうことが多い。
まぁようするに気が付くのが往々にして遅いのである。
だから初対面の印象をおぼえている人ほど後が続かない。

前おきが長くなってしまったが、そんな訳で大勢でわいわい騒ぐことは好きである。
飲み会には大抵顔を出す。
しかしあまり面子のことを考えずに行ってしまうので
私は気が付かないが、周囲は何故くるのだろうか?と考えている人もいるだろう。
この間の演奏会での2次会がまさにそうだった。
ちょっと下心もあったので顔を出してみたので、それなりに収穫はあったが、
やはり既に出来上がった集団の雰囲気に紛れることは、容易ではない。
もう少し、うまいこと立ち回って効率よく情報を収集できるようにしたいのだが。

2004年07月23日(金)
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