鼻くそ駄文日記
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2003年09月29日(月)

ぼくは夢を見てました

君が
ぼくの近くで
息を吐き
ぼくの近くで
息を飲む

そんな夢でした


2003年09月25日(木) 自分らしく

いやなことばかりで
腐れそうな日でも
自分を責めるんじゃないよ

みんながみんな
自分の都合で生きている
必死なんだよ

だから
君がいま受けてるのは
強い風でも
試練でもない
気にとめる必要もない

大人の言うことに
振り回されて
動くのはいいことじゃないよ

君は君のぼくはぼくの
自分の信じてることが
大事なんだよ

だから
人の意見なんかに
震えてはだめ
優等生もだめ
自分らしく生きてこう


2003年09月24日(水) 誕生日

忘れちゃいないのさ
勘違いしてただけ
君の顔も名前も
いまだに
一致するよ

あの頃は楽しかったね
毎日が遊びだけで
バイトだって学校だって
気楽にこなしてた

今日は君の誕生日
彼岸花の咲く時期だったね
君はまだ
どうせバカで
どうせ子供なの

男はバカになれない
男は大人にさせられる
背負う荷物が重いよ
明日も楽しくないよ
日曜日だけを待ってるよ

こんなつまらないぼくだから
もう
君にはあえないね


2003年09月23日(火) 約束

約束を
忘れたふりしたのは
君を
ぼくが好きなことを
悟られたくなかったんだ

今度
本を貸してくれない
君は言ったね

ぼくは
すぐにでも
貸したかった

本を貸すのを
きっかけに
もっと君と
話したかった

だけど
露骨にそれは
露骨にそれは

だから
約束は
君が催促するまで
忘れた振りしたんだ


2003年09月22日(月) 秋の夜長

この頃めっきり
涼しくなったから
部屋にひとりで
ゆっくり本を読む

秋の夜長だよ
君も
まだ起きてるよね
そろそろ
ぼくに
電話を
くれてもいいんじゃないかな

窓の外は
きれいなお月様
ぼくは携帯を持つ
手がためらう

秋の夜長だよ
君も
まだ起きてるよね
いまだに
ぼくは
電話を
かける勇気がないみたい


2003年09月19日(金) まるでパラチオンのように

風が蒸してた
秋の夜だった
君は長袖
茶色のブラウス
好きな気持ちが
高まりすぎたぼく
無言のまま
手だけが動いて
しまった

好きなんだから
抱いてもいいんだ
この気持ち
ぼくの甘さだったね

まるでパラチオンのように
君はパンプス蹴りあげた
まるでパラチオンのように
ぼくを殺した

澄んだ空に大きな月
滲んで見えるよ
涙目だから
好きなんだよと
叫んでみても
無言のまま
歩き去る君

君もぼくを
好きだと思っていた
この気持ち
ぼくの甘さだったね

まるでパラチオンのように
君はよその人になった
まるでパラチオンのように
友達関係殺した


2003年09月18日(木) ミーイズム

言いたくはなかった
悔しい
おまえに「忘れないでくれ」

秋の風が吹く
おまえの気持ちは
あいつに

「いいさ、それなら」
「がんばれよ」
ハンドル握って
なんでもないように
おれは言いたかった

だけど
おまえと二人きりになると
おまえと一緒になると
おれは卑屈になる
車内クーラー冷たい風
いまのおまえの心
それでもおれは
何をしてでも
おまえをもう一度
抱きたくて仕方ない

「お願いだ」
「土下座させてくれ」
ハンドル握って
おれが言ったら
おまえはどうにかしてくれないか


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