日々是迷々之記
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今日の題名は「なんとなくクリスタル」のパロディなのだが、これまた知ってるモノにしか分からない世界になってしまった。
先週の日曜日、警察に捕らえられてしまった。罪状は信号無視。って私はカブで普通に前の車などについてささ〜っと左折しただけだったのだが。左折した先にはいかにも権力の犬といった風情の制服おやじが立っていたというわけだ。
信号無視は2点らしい。実は私の後ろにいた原付も私と同じように左折したわけだが、そいつは捕まらなかった。多分警察官が一人しかいなかったので、前の一人だけ逮捕されるというわけなのだろう。
それについて不平を述べると、人のことはいいから自分のやったことを反省せよという。てめー、ガキに言うような言い方しやがって。多分若者と勘違いされていた(Tシャツに、派手な柄物のコットンシャツ、ぼろぼろのGパンに運動靴で、もちろんノーメイクだし。)のだろう。
免許証を出して33才であることが分かると、「本当に33才か?」と聞いてきた。本当にってどういう意味だろう。免許証が偽造とか、親が出生届を出すときに不正しているとか、それくらいしか思いつかないが。
反則金は7000円。これまたコンビニで入金できないバーコードのない振り込み用紙だ。振り込んで欲しかったらもうちょっと使いやすくせーよと思う。そいつの字が汚いので1000円なのか7000円なのかもはっきり分からないし。
こんなしょーもないことを職務として行わなければならない警察官というのは不毛な職業だと思う。諸外国では赤信号でも右折OKのところが多い。まぁ、向こうは右側通行なので右折だが、日本では赤信号左折可になるというわけだ。今回の横断歩道がないような信号ではそれでもいいと思うのだけれど。
まぁ交通ルールとか公務員とかその手の類は実情や時代にあってないのがこの国の常だと思う。自分で考える力を持たないものはいつか滅びるはずなのだが。
2005年05月18日(水) |
どうでもよく日々は流れる |
毎日が忙しく過ぎてゆく。月曜日は特別養護老人ホーム訪問、火曜日は母親の入院する病院へ書類を持ってゆく、そして今日は正味見舞いへ行った。
前の病院でキャッシュカードを盗まれたからそれを作り直しに行きたいっておっしゃるんですけど…と看護婦さんから電話があった。ああ、たまにそういうことを言うんです、何も持たずに救急車で運ばれたからそんなことないですよ、聞き流して下さいと看護婦さんにお願いした。
母親は顔色を変えずに平然とそういうことを言うので、慣れていない人は信じてしまう。そういえば昔から小ウソをよくつく人だったなぁと思い返した。
2日連続で私が顔を見せたモノだから、ちょっと調子に乗っているようだ。経管栄養の鼻に入れる点滴を指さしながら、これさえあんたがやってくれれば、お母さんは家に帰れるのにと言い出した。当分見舞いは控えようと思う。
帰りしなに、テレホンカードとお金と財布を持ってきて欲しいと言われた。母親は歩けない。どころか、ベッドから自分で体を起こすことすらできないのだ。お金使う必要ないやろーと言うと、要ると言う。お金なんかないで、と言うとTから80万円送ってもらえと言う。Tとは私の父親のことだ。私が小学校6年の時に母とは別れ、4年前に亡くなった。
「Tは死んでもうておらんやんか。」と私が言うと、何を恐ろしいことを言うの、まだ向こうのお母様も生きてるのに、と言い出した。
父方の親族とは親が離婚してから会っていない。もう20年も会っていないし、元気なころも彼らのことを口にすることはなかった。なのに今頃言い出すとはどういうことなんだろう。
半分呆けたようなもんやろなと思ったが、今日、病院で書いてもらった老人ホーム入所のための書類には「痴呆の症状なし」と書かれていた。まぁ、わかんないんだろうな、と思うことにする。
人の人生はどういう風にして決まるんやとろ、夕焼けの中バイクに乗りながら思った。友人のお父さんは胃を悪くして入院していると、彼女のブログに書いてあった。連日、家族総出でお見舞いにゆき、帰りにはみんなで食事をしたりとても暖かい感じがする。一転して我が家はどうだ。我が家という言葉をつかうのもおこがましいほど、皆が醒めきっている。しょうがないからで動いている。
全て元気な頃の行いが反映されているんだろうなぁと思うと、少しはよく生きようと思う今日この頃なのだった。
一応今日の日記のタイトルは憂歌団の「胸が痛い」のパロディのつもりなんだが、非常にわかりにくいような気がする。
ところでこの2,3日、非常に腸の具合が悪かった。自分から見てへその斜め左下一帯がどよーんと重い。自ら押してみると「うわちゃっ!」という感じで非常に痛い。出てくるモノもなんだか不機嫌そうに出てくる。
う、鬱だ…とつぶやきながら木曜日、金曜日を生き抜いた。金曜日など20時間は寝ていたと思う。土曜日は10時間ほど寝たか。今日はまだ調子が良いので、車に乗せてもらいバイク用品の店、スーパーなどに行く。帰りにマクドナルドに寄り、ちょこちょこ食べる。あのマックシェイク100円はなかなかいいと思った。あれくらいの大きさで十分だからだ。
スーパーに寄って家に帰り、食事を済ませる。相方は6時前に起きるのでそうそうに寝てしまった。一人リビングでメモ帳に明日やることを書き出す。ほとんどが母親関連。自分のことはメンタルクリニックに行くくらいだ。これも元はと言えば母親のことから行きだしたので、純粋に自分のこととは言えない。行ったらこれからの仕事のことについて相談しようと思う。
金曜日に面接に脂汗を流しながら行ってきたところは、時給ヨシ、環境ヨシ、残業は月に40時間ということで月収もかなり増える職場だ。が、家のこと、母親のことなどとすべてをちゃんとやれるかと言われれば全然自信がない。特にこの3ヶ月以内に、母親が次移るところを自力で探さなければならないし、役所の手続きも月に一度は行かなくてはならない。
そんなこんなで、はい、仕事ガンバリます!とはとても言えない気分なのだ。いやもちろん働かないとお金がないわけで、バイクにマフラー付けたいなとか、キャンプに行きたいなとか言ってる場合ではないのだ。んなことは分かってるけど、体がついてこないというのが実情。クリニックの先生はどんな言葉を用意してくれるのだろうか。
はやく寝よう。
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