日々是迷々之記
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2005年07月16日(土) さまよえる夏休み

最近日記を書いていないなぁと思ったらほぼ2週間ぶりだった。その間、本気で誰かのことを死んでしまえばいいのにと思ったりしながら、新しい仕事に慣れるように(自分で言うのもなんだが)がんばっていた。

そして、今年は夏休みがあるようだった。去年は暦どおりという地獄の八月だったが、今の会社は夏休みをくれる。たった4日、されど4日。土日を足してやっと6日。私はやったー!という気持ちだった。しかし、相方は不満そうであった。天下の大企業の子会社に勤めているので相方の夏休みは11連休。そんなに休んだらボケまっせという突っ込みの一つもしたくなる。

ということで念願の長崎県五島列島バイクでキャンプの旅は取りやめとなった。大阪からだと行くだけで2日かかるからだ。

そこで新たなる旅先を探した。とりあえず海に潜る(スキンダイビング)という目的があるので、トロピカル方面でなければならない。トロピカルといえばなんとなく沖縄離島方面でいろいろ探した。

しかし、ものすごくお金がかかるので断念した。例えば石垣島に4泊5日だといろいろ含めてツアー代だけで25万円とかになる。夏休み前の平日なら7万9千円とかのツアーのくせにである。めんどくさいからまた和歌山でいいか…と思いつつ、ネットの世界をさまよっていたら、とあるバナーが「今からでもOK!お盆の海外ビーチ!」と訴えてきた。どーせ30万とかかかるんだろうなーと思いつつもクリック。

すると安くてびっくりした。即座に電話で問い合わせてみるとまだ飛行機の空きはあるという。ということで今年の夏はタイのプーケット島というところに行くことになってしまった。二人で5泊6日なのに、一人で石垣島に4泊5日するより安いのだ。しかもタイは朝食付きのリゾート泊である。

なんか国内旅行って敷居が高いよなぁと思わざるを得ない。石垣島など一泊延泊一人当たりプラス2万8千円。関空午前発便指定でプラス2万6千円。などなど8万円のツアーがあっという間に3倍の値段になるのである。一方、プーケット島の方はお盆でも一番安い時期のプラス5万円ほどで収まっている。タイは今が雨季でオフシーズン扱いというのもあるのだろうが。

それでもただ気持ちをリフレッシュしたいだけなのにこの差はすごい。学校を卒業してから定年まで会社員していたら、絶対石垣島などには一生行けないではないか。

ということで、長崎県五島列島→沖縄県石垣島→タイ・プーケット島と悩めば悩むほどに目的地は遠く、豪華になっていったのである。


2005年07月04日(月) ザ☆二度寝

今日は正しい主婦としての一日を送るがために、5時半に起きた。炊きたてのご飯を弁当箱に詰め、卵を焼き、ごま和えを作り、弁当を作った。そして6時半に相方を送り出すと、何故かそのままリビングの絨毯の上で寝てしまった。

気が付くと8時27分。ぎゃーっと叫びながら歯を磨き、服を着替えて家から飛び出す。カブでぎゅんぎゅんと走り、制服に着替え、タイムカードを押したら8時55分だった。

人間やればできる。でも二度とやりたくないけど。

帰りにユニクロに寄って男性用ランニングを購入。肌着嫌いの相方も、汗でべったりくっつくYシャツに懲りたようだった。でもいわゆる肌着で下着のランニングは嫌いらしいので、ユニクロである。

それから二週間に一度通っているメンタルクリニックへ。世間話をする。もっとも先生はその世間話の中から色んな事を悟っているのだろうけれど。土日に繁華街(大阪で言うとキタやミナミ)に出る気力がなくて、バイクに乗らないときはテレビを見たり、マンガを読んで終わってしまうと言うと、ふむふむとカルテに書いていたようだった。「外に出るのは苦痛?めんどう?」と訊かれたので、「どちらかというと。」と答えた。

確かに外に出るのは面倒だ。この時期なら昔はバーゲンやら何やら行っていたが、最近はほとんど通販だ。新しくオープンしたファッションビルなんかも行っていない。噂によると輸入物の台所雑貨をそろえた店などがあるらしいのだが。萌えるが行くには至らず。

そんなこんなで会社と家を往復し、週に2度ほどスーパーに行く日々だ。家と会社を往復する大人達をバカにしていた若者時代があったはずだが、今は自分がそれになっている。

大して欲しい物も野望もないけれど、日々働く。それは何のためなんだろとふと考えるがよく分からない。「働かざる者食うべからず。」という言葉が思い出されるが(うちの親がよく言っていた。)、そんなこと言ったら、学生とか、赤ちゃんとかはどないせっちゅうのだろう。

うーん、飲まない私は冷静だ。(爆


2005年07月03日(日) 主婦失格

近所に中華レストランができたので行ってみた。テーブルオーダーバイキング形式で、一人1580円。それに飲み放題を付けると一人980円プラスである。飲み放題をオーダーし、イカとニンニクの芽の炒め物、キュウリの中華漬などなどを頼みつつ、紹興酒を飲む。

相方は紹興酒が好きだ。私は好きというか、苦手というか、微妙な感じがするなぁと思って飲んでいる。なんかミリンに味が似てるような気がするし。今日のは美味しかったが。

「自分はなぁ、ストレスに弱すぎるねんな、実際。」と相方に言われた。この場合の自分とは私のことである。はぁ、そうかねぇと適当に流した。だからどやっちゅうねんと思いながら。

思い当たることはないことはない。仕事が変わるたびに体調を崩すというパターンが続いている。前回(一年半前)は自転車ごと階段から落っこちて、始業4日目くらいでいきなり4日休んだ。今回も朝が辛くてちょこちょこ休んでしまった。先週は早寝早起き、無理をしない家事を心がけてどうにか乗り切った。それも必死で日記を書く心の余裕もなかった。

無理をしない家事とは、簡単に言うと弁当を作らない、毎日洗濯をしない、アイロンがけに固執しないということである。うちの相方は6時半に家を出る。従って弁当を作るとなると、5時半には起きなければならないのでとても辛い。私が家を出るのは8時過ぎなのでそれまでの空白の時間が苦痛なのだ。二度寝すると辛いし。

ということで弁当を作るのはやめた。相方は作って欲しいらしいが。あと、洗濯は、相方が汗かきなので家に帰ってくると汗だくなんである。まるでコントで上から水をかけるやつ。あれになったみたいにしたたるほどに汗をかいて帰ってくる。

そういうワイシャツを次の洗濯まで放置するのもどうかなと思い、とりあえず晩のうちに水で流して、朝に洗濯をしていた。また早起きである。これも3日続くと辛くて死にそうだった。そしてアイロンがけがもれなく付いてくるわけだ。

そういう諸々を一切辞めたのが先週。私は心安らかにとまでは行かないけれど、一応自分の仕事をがんばれるラインまで戻ってくることができた。でも、主婦って大変だ。友達とかにも訊いてみたけれど、だんなさんより嫁の方が睡眠時間が短いのは普通だそうな。それだけで男に生まれれば良かったと思わざるを得ない。

もう一度単身赴任してくれへんやろか、とつくづく思う今日この頃。私はやっぱり主婦に向いていないのだろう。


nao-zo |MAIL

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