2002年02月09日(土) |
「アート・オブ・ウテナ」と庵野秀明インタビューと「木更津キャッツアイ」(とりこ) |
最近のハマリ物関連。
ウテナのあまりの面白さに「アート・オブ・ウテナ」を注文。買いそびれていた「アニメスタイル1号」も一緒に。
綺麗な装丁だー>「アート・オブ・ウテナ」 カバーの線が微妙にずれていい感じです。 内容もなかなか読みごたえあり。 そうそう、ウテナって美術も凄かったよね〜と改めて思わされたり。
もちろん、橋本カツヨインタビューも面白かったですよ。 へえええ。あれもこれもそうだったのかあ。 色々と驚くことが。 とりわけ「常に樹璃の行く末を案じて」たなんてビックリいたしました。
ウテナ繋がりで「セーラームーンR」の劇場版も借りてみたけど、正直、ウテナを見た後だと物足りないなあ。一応は楽しめたけど。 仕方ないか。 どちらかというと一緒に借りた「セーラームーンSS」の方が軽くてお子様ものとしても良かったかも。 これ、デジシリーズで手堅く安定した演出してる芝田さんが監督なんですね。やっぱこの人いいよなあ。 基本的に明るいんですよね、何をやっても。 それって結構ありそうで無い資質かと。 (そして子供向けアニメには重要じゃないかなーと)
「アニメスタイル1号」も「アッコちゃん」コラム読みたさで購入したようなものですが、これに載っていた「庵野秀明のアニメスタイル」というロングインタビューが意外にも(?)面白かった。 なるほどなるほど〜と頷くこと多し。 ああ、そっか、私はメカと美少女(あからさまなのね)がダメだったんだなあ、とか。ハム太郎ヒットの理由とか(笑) インタビューの内容以外にも「エヴァ」その他を見て不思議だったことが見えてきたような気がします。 庵野監督って、アニメが好きなんですね。 いや当たり前だけど。 しかし、そう考えると「エヴァ」のあれや「カレカノ」のこれや「三鷹の森ジブリ美術館」のTV番組で「結局善意からでしょ?」云々と憮然とした表情で語っていたのが何となくわかるような。 そっかー、アニメが好きなんだなあ。 うーーん。でもやっぱりエヴァのあれはどうかと思う。(くどい)
でもこれで庵野監督の新作を見てみたいよ〜と思うようになりました。 無論、アニメのね。(出来るならばメカ抜き少女少々でひとつ)
今のところはあやめのお薦めでもある「ナディア」で我慢しておくか。
お目当ての細田守コラムも読んで満足、納得。 パタパタアニメ(否パラパラ)見てるみたいでした。おかしい。
でもって今、金曜十時からTBSでやってる「木更津キャッツアイ」、これがもー面白いんだってば! 「GO」の宮藤官九郎が脚本、てことで見てみたのだけれど、「GO」のチキンレースのノリのまんま突っ走ってくれてるんだなー。 ていうか「GO」でいいなあと思ったところ…なんかフツーっぽくていい、どうでもいいところが凝っていて楽しい、おかしくて笑えるのに切ない…てのは脚本の力が大きかったってことなのかしら? ビデオを繰り返し見たくなるドラマなんて久しぶりです。 誰にでもお勧めのドラマじゃないけど(かなり好みが別れると思う)ツボにはまる人間にはとてつもなく楽しい作品になってます。 V6岡田君てばこれが素?ってくらいハマってるし、他のメンバーも皆それっぽくていい。脇を固めるのが凄すぎる面子だし。(濃すぎ…) 先週はパパにげらげら笑わせて貰いながら、あれ?なんで泣いてるのわたし〜〜〜!?に。 今週はモー子がかわいくてかわいくてかわいくて! そして毎回おじーに和んでます。 いいですよ〜〜木更津。(行きてーー!)
2002年02月04日(月) |
テイマーズ感想44話(あや・とり) |
#44話:謎の少女!奇跡を運ぶドーベルモン
あやめ:予告見て心配だったけど面白かったね。
とりこ:えっ…面白かった?
あ:うん。展開早くて見ていて飽きなかったよ。
と:そうかー。私は今回の今村演出はやりすぎだなーと。
あ:テイマーズはこれくらいやってもいいと思うけどな。
と:うーん。見ながら「この演出の意図は?」って気になっちゃうのがなー。
あ:見ごたえあって良かったんだけどな。 しかしヤマキは見ていてちょっと恥ずかしい。
と:そお?私は心のメモに「山木:猫舌」を加えときましたよ。
あ:それなら「山木:文鎮はアンモナイト」もいれといて。 ヤマキーに限らず大人たち全員みている方がこっぱずかしいけどねー。
と:ああ。こっぱずかしいというか、なんだかなあってのはある。 「普通こんな親子の状態無い云々」<なぜそこで説明台詞? 「わかるよね」<念を押すなっつの! 「命だけは大切に」「はいっ!」<…………。
あ:手のひら返したようなリー君ママの態度もね…。 みんなでお食事シーンはよかったのになー。 ギルモンパン、やっと食べられてよかったねv(段ボール・笑)
と:はしゃいで走り回るテリアモーン。お子様状態。
あ:レナモンの「いえ」が(笑) なんで独りだけお膳なんだ?(笑)
と:上手いよね。小ネタもキャラ立ても。勿論おはなし語るのも。 でもやっぱりデジモンシリーズ(日曜朝九時放映@関東)には向いてない。
あ:いきなり結論かい。
と:ここまで来てやっと、だよ(笑) 子供のための作品書けない(書かない?)んだから。
あ:まあ、あんまり興味なさそうだよね。 なにげに小中さんの回って大人の出番が多い。
と:大人がイキイキしてんの。子供ダシにしてるよーなもんよ。 でもって、大人の理屈・感情・言い訳を黙って受け入れるこども達。
あ:まあ、現実はそういうもんだったりするけどね。
と:だからそれを子供向けアニメで描く意味が? あーなんか腹立ってきた!
あ:どうどう。 それを言うなら謎のゴスロリ少女の扱いの方がヒドイよ。 更に言うならドーベルモンの使われ方。 まさかあれでおしまい?んなばかな!?
と:次回もあるんじゃない?とりあえずゴスロリの方はフォロー。 あ:ジュリのことも気がかりだし、ほどほどにしといてくれよ〜。
と:来週休みで良かったかな?
あ:いーや、気になって仕方ないってば!
2002年02月01日(金) |
「少女革命ウテナ」(とりこ) |
ウテナ、見終わりました。
全話通して見て、劇場版まで見返してもやっぱり分からないことばかりなんですが、それがストレスにならないあたりがエヴァとの違いかな。 「謎」が隙ではなく余裕に感じられるっていうか。 色んな受け止め方が在って当然、見る人によって全く違う様相が立ち現れるような造りに敢えてしてあるんですよ、と。 ロールシャッハテストみたいなアニメ?
勘違いしてましたが、さいとうちほによる漫画は原作ではなかったんですね。アニメと漫画の関係はエヴァのそれと同じみたいですね。 漫画はささっと立ち読みしただけですが、アニメの面白い部分がすっぽり抜け落ちてる感が。 でも、さいとう氏の少女漫画絵であのお話をやるってのがインモラルでいいんですよねえ。 やはりあの絵は欠かせない。
橋本カツヨコンテ回には再度うーむと唸らされましたが、それ以外の回も凄かったんですね。どれもこれも面白い上に個性豊か、回を追うごとに各々のスタイルもはっきりしてきてテンションも高まって何だかもうとんでもないことにーーーでも終わってみると総て無理なく「ウテナ」の物語に収まっている。お見事。
アニメだからできる表現……アニメでないとここまで面白くならないんだろうなあ、って見ている間ずーっと感じていました。 絵って面白い。絵が動くのって面白いなあ、って。
あとアニメでこれほど毒を感じたのは初めてかも。 毒を売り物にしてる作品じゃないのに。 毒・・・・・・・・・・・・・・・結構美味しかったかも。
そんな私の一押しキャラは枝織です。ここまで女のいやらしさ満載だといっそ清々しい(笑)次いで樹璃。ほぼパーフェクトな理想の女性、なのに…というところに惹かれます。枝織と樹璃はセットで好きですね。瑠果との組み合わせより断然こっち。瑠果の思いには泣かされましたけど。 それ以外のキャラも一癖もふた癖もあってみんないいんだなあ。若葉みたいなフツーの子にも別の顔を用意してくれて。 脇キャラの濃ゆさに負けてるかな?と心配だったウテナも終盤で凄味が出てきてよかったなあ。最後は文句無くかっこいいし。気持ちよい終わり方でした。
最終回まで見終えた今、とにかくもう一度最初から見たい。絶対見方変わってると思う。 きっと何度も見返したくなるからソフト買っちゃった方がお得かな。 また思い出したように語りはじめるかもしれません(笑)
2002年01月30日(水) |
「アメリ」と「劇場版とっとこハム太郎」(とりこ) |
今回も凄い取り合わせだ。観たのは別の日ですが。
『アメリ』
愉しい映画でした。 「フランス映画〜?」と敬遠ぎみだったあやめも「面白かった」と言ってくれてほっ。 (相手の好みを考慮して誘うけど、こればかりは観てみないとね) 少なくとも映像は良さそう、でも雰囲気だけの作品かなあ?という予想は嬉しい大外れ。 画面もお話もきっちりしっかり造り上げられて、もの凄く凝ってる。 特に色の使い方が印象的。 えんじがかった赤がきれいで、黒やグリーンや辛子色との取り合わせが良かったなあ。 でもって全体的にセピアがかってるような感じ。(気のせいかも) パリの街はわかるけど、ポルノショップや遊園地のお化け屋敷までファンタスチックに見えてしまうのが凄い。 徹頭徹尾、気を抜くところが全然無い。なんかイイもの、可愛い物がぎっちり詰まってる。 こういうのは問答無用で弱いんだわ。 お話もかわいい。そう、「可愛い」ってのがぴったり来る。 ヒットしてるのも納得です。 好きな物あれこれ探したりとか、誰かの魔法使いになる気分は楽しいよね。 この辺の身近さ、お手軽さがいいんだなあ。 ちょっと真似っこしてみたくなるような。
で、クレームブリュレもいいけど、ローストチキン喰いてー! となって、お昼はチキン(何故か"北京ダック風")をいただきました。 結局食い物に走るわたしたち。 しかし理想はやはり丸ごとで!手でむしり取って!!
「劇場版とっとこハム太郎・ハムハムランド大冒険」
えーと、付き合い、じゃなくて付き添い、で行ってきました。
ハム太郎、たまーにTVで見ることはあっても、わざわざ劇場まで足を運ぶほどじゃないだろう、と高をくくって行きましたが……。 面白かった…気がする。結構。かなり。 もう一回見てもいいくらい…ていうか見たい。正直言って。 どうしよう。。。 別に困ることもないんですけど。 全く期待してなかったのが良かったのかしら。 それもあるだろうけど、実際面白かったのだ。 とにかくめまぐるしく動く画面に最初から最後まで釘付け。 童心に返るとはこのことかと思いましたよ。 お話には色々突っ込みどころもあったような気がしますが、あまり気にならない、というかそんなの気にしてる暇ない。
そして何より主人公のハム太郎がっ! お前そうだったんかーー?!と問いつめたくなるようなキャラになってて。 いじけまくり、拗ねまくりのハム太郎がやったら可愛いんですねー。<ハムに萌えてどーするっ(苦) こういうのツボにはまるんですよ、身分違いの恋って(チガウ)。 思いを伝えられないハム太郎はまるで人魚姫。 ああ、海の泡よねー。消えなましものを、よねー。(だから違うーー) はああ、切なかったっす。人間とハムスター。たとえ思いが通じても一緒に過ごせるのは僅か二、三年。くうう。 …すみません、悪ノリしすぎ。 でもホント、切なすぎるお話でしたよ。
こども達をたっぷりと楽しませて終わって、数年後に効いてくる隠し味も用意してるあたり、流石ですよね。(鈍い大人は十二時間後……;;) 魔法は本当に魔法だったんだなあ。 夜中に目が覚めて、そう気がついて泣きそうになりました。つーか泣いた。
こんなのをさらっと(かどうかは知らないが)作ってしまう監督はやっぱり凄い。 ああああ。見たいっ!今とってもガンバが見たいーーー!!
併映のゴジラは見てないです。付き添いなので。
2002年01月28日(月) |
テイマーズ43話(あや・とり) |
#43話:つながる心。復活のベルゼブモン
あやめ:面白かったぞー。
とりこ:良かった〜。最近前川脚本に癒されてる気が(笑)
あ:普通でいいよね。バイバイギルモン。ほのぼの。
と:普通でいいってのが今のテイマーズを如実に(^^;) 学校で夜を明かしてタカトんちでパン作り〜。いいなー。
あ:しかしわざわざ時間掛かるパン焼かなくてもホットケーキあたりにしとけばいい のに。
と:ソーダブレッドならモーマンターイ。
あ:だってイーストって言ってたよ。
と:まあまあ。楽しくて良いじゃないの。 お耳リボンのテリアモーン(はあと)
あ:いや私も好きだよ。 首傾げて覗き込むレナモンv
と:学校にお泊まりといい、これってこども達のやってみたいことだよね。
あ:インプモン!ああ、久しぶりに懐かしい足音聞いたよ!
と:リー君の先生おいしい役どころ。地下鉄でちょこんとお座りインプモンvv
あ:ねえ、結局シブミさんてあの黄色いシャツ男とは違うの??
と:うーーん?それも疑問だけど自分の意志で眠ってたのか?この人。
あ:犬小屋でふてくされインプモンvv なんかマコちゃんの出したジュースがすごい色してるんですけど;
と:ブルーベリージュースとか…? あー良かったねえインプモン(ほろり)
あ:マコちゃんの差し出す銃が!おー! と:EVOがかっこいー。歌詞がぴったし来るわー。
あ:今週は久々にインプモンが沢山見られて良かったー。
と:テイマーズ達ともいい感じになってねえ。(ラピッドモンv)
あ:それなのに。ひーー。
と:はううう。こわっ…。
+ + + + + + +
あ:来週は…ゴ、ゴスロリ?(がーたー……)
と:わ…わからん。どこ行く気だよテイマーズ…。
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