今日は夕方から夜にかけて 2005年パレードの最終ミーティングがあったのですが それが終わった頃、げぶ美さんから 「自公で340越え…死にそう…」 というメールが届きました。 携帯メールで、選挙について語り合う女装たち。シュールです。
それはともかく、みんな本当にいいのかな。 こんなに与党に議席与えちゃったら 消費税とか、ガンガン上がっちゃう(かもしれない)よ? やばい法案、どんどん通っちゃう(かもしれない)よ?
もちろん郵政にもいろいろな問題はあるだろうけど 「郵政民営化」が国民にとって、どれほど切迫した問題なのか? 「郵政民営化」が国民生活にどれだけメリットを与えるのか? それより、国家予算をきちんと見直すほうが よほど重要だと思うけど。 僕には、不況の中で、人々が 「郵便局員」という「公務員」に 苛立ちや嫉妬をぶつけている部分も あるような気がしてなりません。
テレビのアンケートで、「今の日本には 小泉さんみたいな人が必要だと思う」と 答えていた人がいたそうですが 不況やら何やらで先行き不透明な時代に 強い指導者を求める人の心こそが ファシズムを生むんだよ…。
で、ふと思い出したのですが 先日、「1945年8月6日 広島」(だったと思う)という ドラマを見ました。 「女王の教室」の遊川さんの脚本だったので 期待していたのですが かなり微妙でした…。
全体的に、昔ドラマや映画でやっていた 「明日」(長崎の原爆投下の一日前の ある一家の生活を描いたもの)に似ていたせいもありますが 西田敏行が 「この碑には『あやまちは繰り返しませんから』と 書いてありますが 私たちは亡くなった人たちに、本当に あやまちを繰り返していないと言えるのでしょうか」 みたいなセリフを 涙ながらに言っているところで、すごく違和感が。
原爆で亡くなった人の、恐らく大多数は 日本が軍事国家化するのを黙認したり 進んで戦争に協力したりしたんだろうし 彼らも、戦争に関してはいわば共同責任者なのであって 「亡くなった」=「タダの被害者」と 簡単に考えてはいけないと思うのです。
というか、人々が何でも「国家」だの「お上」だのに 責任を平気で転嫁して 「自分達は被害者です」なんて顔をするから 自分の行動に責任がとれなかったり 思考能力が衰えたりするんじゃないかと思うわけです。
選挙の結果がショックだったあまりに 珍しく長文を書いてしまいました…。 ちなみに僕は、期日前投票で 民主と社民(比例)に入れました。 だって社民、かわいそうだったんだもん。 本物の判官びいきは、社民に入れるんだよ! 小泉なんか、かわいそうでもなんでもねえよボケ!
って、僕の投票の仕方も結構感情的ですね。
2005年08月14日(日) |
パレード〜レインボー祭り |
というわけでパレード、無事に終わりました。 当日担当の実行委員のみんなが 直前まで本当に大変そうだったので やや心配していたのですが すごいですね、人の力って。
しかも自然が完全に味方してくれてる(?)し。 ここまで 「当時の朝まで雨→パレード中はピーカン→終わると同時に雨」 というパターンが何度もあると ちょっと恐ろしくさえあります。
参加者のみなさん、ありがとうございました。 そして実行委員・ボランティアのみなさん、お疲れ様でした。 僕も最後はちょっと、死んでました。
…しかし死んでばかりもいられず 今日は新宿二丁目レインボー祭り。 女装としての「本番」は今日なので 今朝、一生懸命音源の手直しをし、先ほど完成しました。
昨年は「娘道成寺」ならぬ「エスム太宗寺」でしたが 今年は「オペラ座の怪人」ならぬ「新宿厚生年金会館の妖怪」 です。
19時50分頃〜ステージでやりますが 混雑が予想されるため お早めにお越しください。
先日たまたま、aikoの「キラキラ」のビデオクリップを 見かけたのですが aiko、かわいい…。 なんか、胸がきゅんとしてしまいました。
今までは「紅白で、その年のaikoの曲を聴く」 という感じだったのですが (「えりあし」だけは気に入ってレンタルしました) 何だか急に、ちゃんと聴きたくなり 昨日、とりあえずアルバムをレンタルしてみました (レンタルばっかり)。
いやあ、もう、ハマりそうです。 超今さらで、言うのも憚られる感じですが。 今まで 「デビュー曲が、何故か小森田実の曲だった (しかも、深田恭子の歌とほぼ同じ)」 という情報だけでaikoを判断していた自分を ちょっと憎みました。
ちなみにここ数日 「aikoってかわいいよね?」と 会う人ごとに聞いているのですが なかなか賛同が得られません。 僕がノンケだったら、絶対 「カノジョにしたいNo.1」に挙げるのに。
ご無沙汰しております。 みなさん、お元気ですか?
僕は5月以来、週4日、8時半頃から17時頃まで働きつつ ・元の職場からもらった別の仕事をやり ・エスム名で原稿を書き ・ライター名で原稿を書き ・週1〜2本、女装ショウをやり ・月曜はバー「アイランド」に入る という生活が続いています。 何とか元気にやっていますが、睡眠は不足気味。 時間の経つのが早い早い…。
昔やっていた、「ホームワーク」というドラマの主人公の恋人が OLをしつつ、サイドビジネスで個人輸入をやっていて 当時大学生だった僕は 「2足のわらじとか、超面倒くさそー」と思ったものですが…。 人生、どこでどうなるかわかりませんね。
でも仕事に対しては結構前向きです。 やればやっただけ収入になるし。 モチベーションってやっぱり、大事ですね。
ちなみに最近まで これに加えてパレード営業の仕事をやっていたのですが その時はさすがに、いっぱいいっぱいになって 他の実行委員のみなさんに八つ当たりしてしまいました。 人間の本質は、いざという時にわかると言いますが 見事にひどさを露呈した感じです。
でもね、パレードの準備って本当に大変なんですよ…。
そんなわけで、パレードのガイドブックが出来あがり 営業の仕事がひと段落してからは パレード関係から、半分逃亡していたのですが (というか、他のことで手一杯でした) 先週日曜日に、久々に参加した実行委員会は 何だかとてもいい雰囲気で 「当日に向けて、頑張って準備しよう」という熱気がみなぎっていて 温かい気持ちになりました。
2005年05月18日(水) |
クィア・ジャパン・リターンズ発売! |
伏見さん編集の雑誌「クィア・ジャパン・リターンズ」 (ポット出版・1800円)が いよいよ19日に、発売になります!
今回僕は、「ゲイ能スキャンダルの今昔」という記事1本だけを 書く…はずだったのですが よんどころない事情から「ビバ!エスム世代」(エスム世代って…)という記事も書くことになり 座談会「天才ゲイ人・斎藤靖紀」にも証言者として参加しています…。 しかも、全く関係ない記事に載っている写真数点にも 何故かこっそり写っていたりします。 かなりしつこいです。
というわけで、心ある方は是非お買い求めの上 エスムの姿をお探しください。
なお21日(土)の20時〜、新宿2丁目仲通りで 発売記念キャンペーンやります(売り子やる予定です)。 万が一求められたら、サインします。握手もします。交際もします。夜のお供もします。 ていうか、させろ。がるる。
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