お散歩電柱日記
電信柱いっぱい|一本前の電柱|一本後の電柱
朝、TVを付けるより早く、 PCを立ち上げメールチェック。 友人から、実家は大丈夫か?というメールが。
犬はコレで釧路地震を知りました。
実家に連絡を取ると、まず母が出た。 「けっこう揺れたよ。本棚の横に寝てたから恐かった」 ……怪我がなくてなにより。
次に父が出た。 「コター!ハガキ届いたかー!まだかー!今日届くぞー!」 読み書きに目覚めた孫との文通で、頭の中いっぱい。 ……呑気でなにより。
今回、メールも見ず、そのまま仕事場に籠もっていたら、 知り得たのはたぶん夕刊の時間。
情報を得なかったら、離れた土地のことなんか知りようがない。 目の前で起こらなければ、災害も戦争も。
「知らない」ということは、 その人にとってそんな事実は無いということと同じ。
……ちょっと考え込む。
今日私自身には、人災というか、自分ハザードがまた……。
第2基地(仕事場)で仕事に没頭。 そこへ小犬の保育園から電話。
まままさか、発熱!?
慌てて取ると、担任の保育士の先生が出た。
「あの〜。コタちゃんのお母さんのお迎えが来ないんですけど〜」
「え!?今日は六時半までお願いしてますけど……」
「もう七時になるんですけど〜」
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!!!
いつも鳴らすアラーム、OFFになっとったがね!!!
保育園に転がり込むと先生がにっこり。 「五時くらいと思ってた?」
……三時くらいと思ってました(ヒミツ♪)
体内時計もメタメタ。 なんかもう、いろいろ終わっとる。
夜、編集さんたちと飲み。
私は方向音痴で、頭の中の地図が 90度〜180度狂っています(全然アカン……)
でも、今日は店までの地図を持ったし大丈夫!
「小林さん、今どこですか?大丈夫ですか?」 担当氏から携帯に連絡が入ります。
ふふふ、心配性め。 もう最寄りの出口まで来ているのだ。
「5番出口を出るところですから。迷ったら電話します〜」
5番出口の階段を上る。確かにそこは5番出口。 5番出口だった。
が
……駅が違った。
自分でもびっくりした。
……あと、煙草と地図、どっかで落としてた。 駅から徒歩3分が、30分 か……。
最終的にはそこを動くな言われた。
待っている間、昔のこと思い出す。
友人に頼まれて、 一日だけハガキ整理のバイトに代理で行った。
ついでに書類を届けに行ってくれないかと頼まれて、 引き受けたはいいが、半端でなく道に迷った。
……もう、何時間かかったか思い出せない。
何度か電話でやり取りをしたような気もするが、 もうどこをどうして辿り着いて、戻れたのかも。
普通クビだろ?己の使えなさに呆然。 ああ、友よ、スマン。
絶望的な気持ちで会社に戻ると、 私に書類を頼んだ、部長さんだかなんだかが、 涙流さんばかりの勢いで飛び出してきて言った。
「うわああああ!帰って来たあああああああああああ!!! よかったあああああああああ!!!!!!!!!!!!!! き、キミ!キミさ、ウチで働かない!!?」
びっくりした。 これが『ストックホルム・シンドローム』か思った。
それはいいとして、救援され、店へ到着。
I藤くん、ありがとう。 O本さん、皆さん、すみません。
O本さん、いままでお世話になりました。 一緒にお仕事が出来たこと、ずっと忘れません。 忘れられません。忘れられようか!
てなところで、 今日は、私のために集まっていただいてありがとう!
(さあ、殺せ)
2003年09月21日(日) |
ドキッ☆マンガだらけの(ポロリ3つ) |
メモ【今日覚えておくこと】 ザンスカール星人は、おフランス帰りのヤング一歳年下。
……明日は忘れる。
疲れています。小林です。 現実に立ち向かいたくありません。
気圧と共に気力も谷底、後ろ向きに全力疾走中の小林です。 ああ、だりい。
今日の犬は、マンガの運び人になりました。 (犬だか人だかなあ)
犬のおつかい。 『仕事で海外出張に行っている人に変わって、 その間に出るマンガ雑誌を買っておくこと』
・ヤンマガ ・スピリッツ ・アクション ・モーニング ・イブニング ・フィールヤング
う〜ん、私ッたら仕事が出来る女だぜ!
……3冊も買いもらしがありました…… (上記のリスト以外で)
うう。ごめんなさい。 てか、どんだけ読んどるんや!?買いすぎやで、ホンマ。
頼んだ本人からして 「頼む方も頼む方だが、引き受ける方もどうかと思う……」と。
いや、なに、よくある事象です。
ex.) 「ケンさ〜ん、原稿1コマ絵が入ってないんだけど……」 「あー、忘れてた。描いといて〜」 「えー!?わかっった〜」
頼むマンガ家もマンガ家としてどうかって話だが、 引き受ける編集者もそいつ以外知らない。
みんな支え合ってる!!! (間違い)
ああ、今日は働きたくない……。 どうせなら全部描いてくれても構わないのに……。
2003年09月20日(土) |
オレがお前でお前がオレで(ファイナルファンタジークリスタルクロニクル)長いよ!!! |
髪切ってマッサージ。
やべえ。 こんな短期間で三回もマッサージのお世話になってもた。
美容院は半年ぶりだというのに!!! (女としてどうなのか……)
今日のマッサージはかなり西武池袋線手すり級であった。 かなり手すり。いや、もう手すりだと言っていい。 至福。
夜、ファイナルファンタジークリスタルクロニクル遊ぶ。 長いよ、タイトル!
わしがクラヴァット、ダンナがユークではじめたのだったが、 「連携もまともに出来ない阿呆の命が守れん!」 と、ダンナは叫びつつクラヴァットに変更。
しかし、この阿呆、 同じ種族使われると自分がダレかわからない。
闘い終えて、いい笑顔で画面をよく見ると、 「勇ましく敵に向かっていたイカス自分」 と思っていたソレはダンナで、 自分は「瘴気の境目」を遙かに過ぎた、 画面の端でいつの間にかポックリ。
んあ???
……ダンナの「アンタ向き」の指示に従い、リルティに変更。
ああもう、リルティ最高。馴染みいー。
寄らば斬る!否、寄らば斧で殴る。 寄らなくてもオレが行く、殴りに(倒置法)
ダンナも私もこのゲームの空気感みたいのが大好きで、 特にダンナは「オンラインで遊びたかった」と言うのだが。
私としてはオフライン上等!
FFイレブンでの私は、ナリはでかいガルカだが、 気分はもう虫。 「もうこんな初心者のイナカモノがすいません。 道のはじっこ通ります。ひいひい」くらいの心持ちでおった。
卑屈なヤツほど、一変すると尊大。 世界にてめえとダンナしかいないとなると、 ああ気が大きいったら!
ケアル?レイズ?お前が拾っとけ! (オレ様の回復に使うために) クリスタルゲージを持つ?はあ!? 私の仕事じゃないね。ぺ(投げ)
なーんて愉快なゲームなのだー! わーっはーっはっはっはー!
(空気感台無し)
……それはともかく、 真面目な話、とても幸せで楽しいゲームです。
この世界のモーグリがまたたまらない。 トリダンジョンのときは、踏んだろか!?思ったのに(失礼) ああ、こんなにモーグリがかわいい思ったのははじめてかも。 (モルボルは何処行ってもモルボルでした)
ちょっと遊んで切り上げられるのも、程良くてよいです。 ゲームは一日1時間つわけでもないが、 ダンナとちょっとずつ大切に遊んでいます。
「『御犬様が行く!』が単行本化したら買いますか?」
先週号のザプレのアンケートハガキ、 自分で答えましたよ。ええ、小者ですから。
答えは 5:その他( 頼む!!! ) で。
……頼む。
セキセイインコから 「ザプレ編集部24時(読者ページ『ザプレチャンネル』の1コーナー) で御犬様のアンケートハガキ使ってよいか?」 とメールが。
どこ使うねんと聞いたら 「住所以外全部」
構わないケドと答えたら、諸手を上げて喜びおった。 ええ!?そんな!?
……不安。
それより私の鉄サビの味のする声(5:その他) についてのリアクションはないのか!?
「よくない記入例」とかになるんだろうな。シット!
ザプレ『御犬様が行く!』、 バンダイミュージアムの巻提出。
間に次の取材したり、前の原稿描いたりでやっと。
連邦という字をことごとく間違えて (こざとへんがフラットに……なんつうの?) 「お前なんか連邦軍じゃない!」とトリに怒られる。
……まあ、連邦軍じゃないわけだが。
最終的なメーカーチェックなどのやり取りの中、トリさん、 「誰か南の島でも買って、ジオン公国作ればいいのに」と言い出す。
いいのにと言われても。
まあ、村おこしにどっかの自治体がやればいいかもね、 なんて話を。
「国が付くのはどうなんだろう?」とトリ。 ダメなの?昔の地名の『〜の国』みたいな感じで、 あと両国とかあるし。
いろいろ話し合って『ジオン郡』で行こう、と言うことに。
××県 ××市 ジオン郡 大字 小字
いや、ワシらが決めてもアレなんだが。
「きっと牛さんなら住むよ」 牛さんとは犬マンに馬の姿で出た牛ね(わからんわ)
彼はアルマーニがジオングッズに金をつぎ込むという偏った男だが、 コスパとかで高いシルバーのジオン腕輪を買っては
「自分はジオン軍に税金を納めているんですよ!」
と言い張り周囲を唸らせる。
そんなんばっか住み着いて、地域の活性化に繋がるかはナゾ。
そんな話をしながらも、ともかく出来。 ひゃほう。
絶賛お泊まり中の小犬さん、 置き手紙を残しておりました。
チラシの裏に何か書いてた。 夫とニコニコしながら読んでみました。
「こたろうつんだよ。 125 1234 2678 910 。いんこ。 こたろうつんだよ。 こいぬこたろう こたろうつんだ よ」
え〜ん。
こわい……こわいよう。
小犬絶賛お泊まり中。
今だ!チャンスだ! 居ない内に行けるところへ行こう!
いい加減美容院行きたいし、服とか雑貨とかもゆっくり見たい。 友人がはまってるセルフエステも行ってみたいなあ。
10分いくらのマッサージ屋に行きました。
……こんなハズじゃ。
まあ、小犬居ない内ランキング1位のお仕事をしていたのですが、 いきなり背中が猛烈に凝ってしまったワケで。
何かの弾みで時々なるのよ。 姿勢が悪かったとか、知りたかないでしょうが、 ぶらぢゃがイッツニュウとかがきっかけで、 魚で言う血合いの部分が超合金並みにガチガチに。
背中が痛いつうより、内臓止まる感じで苦しいんだコレが。
で、20分ほど揉んでもろた。 この手のマッサージははじめてだったのだが、 成るホド需要があるわけだ。一発解消、ありがとう。
しかし、犬にとって、最高のマッサージ師はここにはいない。
それは西武線にいる。
西武池袋線の扉付近の手すり。これ最高! 昔、西武線沿線に住んでいた頃、ナニゲに寄っかかったらジャストミート! 今回の20分のプロのマッサージを凌駕するソーグッド!
その後、各私鉄、JR、地下鉄と、 乗る度に手すりに寄っかかって見たのだが、どれもイマイチ。
所沢で西武線の車両のセール(?)があるらしいんだが、 一本買いに行こうかと思い詰めた位よホンマ。
友人がマッサージチェアを買って、 ほとんどその上で生活しているらしいのだが、 あたしゃ自宅の壁にコレがあったら夢のようだね。
皆さんもお身体にあった手すりをお探しになるとよいですよ?
おや?また私はひとりぼっちですかな?
『すぎやまこういちを囲む会』にて すぎやまこういち先生を囲んできましたよ。
ファンの集いですよ。 先生はどんな人にも分け隔てなく囲まれいらっしゃいました。
あ、ザプレの取材です。
Vジャンの編集さん方も来ていました。 すぎやまコスプレをして先生を囲み、 『すぎやまこういちで囲む会』を開いていました。仕事人だなあ。
夜にかけてだったので、 小犬さんはのりこさん(姑・ゲーマー)のとこへ。
「まあ!私が行きたいわ!」
そりゃそうでしょう!のりこさんはDQ大好き。 交響曲も聞きまくりです。
演奏もあったので聞かせてあげたかったわあ。
ほこらの曲で犬は在りし日の勇者に戻りました。 「わは〜!心細いこと!オラこんなに貧乏で弱いのに、 たった1人で世界のために〜(1のトラウマ)」
のりこさんならどこでなんのモンスターが出て、 どういうイベントがあったか、その時の装備はなんだったかまで 流れるように語ってくれることだったでしょう。
勇者まふみはすぐ死ぬそうです。 はっ!?嫁いびり!!?ほんわか。
今、のりこさんはFF1を終わらせたところだそうです。 何度目のかはわかりませんが。
ナニか辛い思いをしたらしく、 「××ゲー!!!」と叫んでいました。ぶるぶる。
2003年09月11日(木) |
今週のザプレったら! |
ザプレが届いたじゃございませんか。
ほんでもって、てめえの漫画開いたと思いねえ。
柱に「今週はアンケートもよろしく!」 とあるじゃありませんか。
なんじゃらほいと見てみて見たら、
「あなたは、連載漫画『小林真文の御犬様が行く!』 が単行本化されたら購入したいと思いますか?」 の項目があるじゃあ〜りませんか。
なんじゃーこの思わせぶりな設問はっ。 アタシ小物なんだから、もう。
ああ、思いますとも!(買うんかい)
自分で百万枚くらい答えてえ。 「今までのを含めて」×1,000,000 (自費出版した方が)
犬は単行本に恵まれない星の下なのだ。 過去に話が出た編集部は軒並み解体……。
あ!ウソですよ☆ なんと幸せになれるんです。字も上手くなりますよ〜。 モテますモテます。健康健康。
…………。
ま、そういうことだ。 (どういうことだ)
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