お散歩電柱日記
電信柱いっぱい|一本前の電柱|一本後の電柱
2005年01月18日(火) |
あけましておめでとう!(言い切り) |
北海道からはとっくに帰還していたわけです が。
ああー、故郷満喫。
それはもう、羊が1頭耳から出てきそうなほどジンギスカンを食ったり、 両親の結婚記念日を共に祝ったり、 一族総出で餃子の皮を伸ばして山ほど食ったり、 雪にまみれたり、御節食ったり、ビール飲んだり、酒飲んだり。
ああ、食ったり食ったり飲んだりして過ごしましたとよ。
戻った日は、まだ何も貢献していない出版社の新年会に参り、 やはり食ったり飲んだり飲んだり飲んだりしてました。
……。
そりゃ「サファリパークは『食い放題』じゃないからな?」 と釘も刺されるってモンです。 なんでサファリパークだ。食わないよライオンもシマウマも。 …食えるなら夢の国だな。
でも牛はアホほど食った。
無秩序に集められた友人と、犬一家で山のように。 ワインで悪酔いしたダンナが、 紙のような顔色でトイレから出てこなくなっても、 最後まで箸を離しませんでしたとさ。
でも体重の変動はなし。…極まりきってるから。
そんなこんなで今年もよろしゅう。
明日、いやもう今日か…の早朝の臨時便で故郷へ北上致します。
日記は戻ってくる来年まで休止。 さらば電脳。山で雪とんまい空気を満喫してくるぜ。
友人知人のみなさま、何かありましたら携帯の方へよろしくです。
連日喉と肝臓が灼けてます。年末だっ!!!
小犬さんが突然「マジック!」と言って、 嬉しそうにアコーディオンカーテンの向こうに隠れ、 服を一枚一枚脱いではポーンと放り投げ出しました。
(……母さん、それマジックじゃないと思うな)
最後の靴下が放られてからしばらく静かなので どうしたのかと思ったら、 気配を感じた踊り子さんに「覗かないで!」と叱られました。
ダンナとふたりで別部屋からニコニコ見守っていると、 パジャマを装着して出てきました。
泣きながら
ええ〜!? すがりついて曰く、「ひとりでさみしくなっちゃった〜」
なかなか難儀な生き物です。
もっさー。
ユカイな仲間とおもくそサンタになりあって、 メニエールで天井回るまで楽しみましてござい(楽しみすぎ)
回復は肉人たち(ダレよ)と、牛一頭食すいきおいで。げふぅ。
子犬さん「ダメ!ちゃんと寝てないとサンタさん来れないから!」 涙流す勢いで布団にぎゅうぎゅう。 わはーい。そだね〜、早く寝ようね〜。じゃないと本当に来れないから!!!
動かなくなったところで(?)もそもそ抜け出して見ると、 保育園で作ってきた、牛乳パック製の長靴がしっかりツリーの下に置かれていた。 ん!よく出来てる!固い!うむ、入らない!サンタ大ピンチ。
大犬の元には電脳サンタが現れて、 「不思議な音色をたてはじめたハードディスク」を救ってくれるの予感。 ヘルプ!!!
あー、年内にすませなきゃいけない雑務が終わらない! サンタさん、休日にも開く銀行窓口と役所をください!(入らない)
今日はぽっくんの誕生日〜! 去年もおととしも気持ちよく忘れていたので今年は声高に。
でも次の瞬間忘れるんだよな。 別に忘れたい年齢だからじゃないよ? ホントだよ?ホントだよ?祝えー祝えー。
…書いてる内にもう日付変わってるがな。
そんでまあ全然関係ないのだが、 遅ればせながら『王の帰還』なぞ観る。
相変わらずレゴラスは山咲トオルに見え、 フロドはピアニストの中村紘子に見える。
…というのは、きっと百万人が言ってることと思うが。 いや、言ってなかったらごめんなさいだが。
2004年12月20日(月) |
怪奇小説「コオロギ」 |
いや、うろ覚えなんだが、確かそんなタイトルの小説が 昔、創元推理文庫から出ていた『幻想と怪奇』とかいう短編集の中にあった。
以下、うろ覚え選手権でその内容を。 コオロギがものっそ鳴いているホテルで次々人が死んでいく。 若い夫婦が脅えていると、男がひとり現れて手帳を渡す。 自分はコオロギの歌声の秘密を暴いたと、 コオロギは次に死ぬ者の名前を歌っているのだと、 そして遂に自分の名前が呼ばれたと…。 しかして男は死んで、夫婦が残された手帳を見ながら耳を傾けると、 コオロギは 二 人 の 名 前 を 呼 ん で い た。
とかなんとか。…怖いかコレ???
まあ、前振りが長くなりましたが、 子犬がまだ0歳児の頃、寝際になると呼吸が荒くなった。 「ひーはー、ひーはー、もごもごもご」 その後なにかもぐもぐ言っている。喘息で苦しいのか? 泊まりに行った先のおばあちゃんにも哀れまれていたものだった。
それが言葉を話すようになったある日、 その呼吸音ともごもごは意味を成した。
「テントーン、テントーン(利用沿線の地下鉄のドアが閉まるチャイム) …×番線、電車が…参ります。おしゃなじゃい(お下がり)ください」
コオロギーーーー!!!
叫んだものでございます……。
いや、それはいいんだ。
最近の子犬さん、寝床に入るとへちょっと寄って来て一言つぶやきます。
「お母さん死なないで」
ナニーーーーー!?ワシ死ぬの〜〜〜〜!!? いやああああああああああ。
子犬6歳、死というものを意識しだすお年頃ってなとこなんでしょうが。
犬宅は、寝床の電気を無精に消せるよう、 猫じゃらしのおもちゃのカエルがぶら下がってるんですがね。 (南米の手編みのいいカエルでコレがまた)<それはいい 子犬様、そこにいろんなマスコットぶら下げて 「これは、お父さん、これはお母さん、これコタくん …これ、おじさん(子犬にしか見えない先住おじさん)」 とか油断すると未だに言うからね。なんかめっさイヤンなんですけど!?
今日は死なないでリストにお父さんも加わってました。ほ。(ほ?) 「死ぬときは一緒がいいの」 いや、一緒もヘチマも死にたかないんですけろも!!?
……日記の更新なくなったら、アレです。 仕事場の床で「どうしよう(仕事)」とつぶやいているか
…コオロギ。
なるほど、こうして後から利いてくる小説だったのか…。 (違います)<たぶん
真の恐怖は「コオロギ」を「コウロギ」と書きまくっていたことだが (※修正済み)
2004年12月16日(木) |
年末進行終了(たぶん) |
1日巻きの原稿を、通常の締め切り日に提出して
誉められた
日頃のバカ野郎ッぷりが伺える、小林です、コンニチハー。
何も書くことがないよ。燃え尽きたよ。 保育園の忘年会出たら「化粧濃いよ」言われたよ。 天然のアイシャドーだよ。そんなだよ。
リハビリリハビリ(インチキ)
日記のパスワード忘れて、もう一生書けないかと思ったよー。
つーか、先月末からこっち、取材して、ラフ描いて、線描いて、 ラフ描いて、色塗って、線描いて、ラフ描いて、色塗って、 取材して、ラフ描いて、線描いて以下略。
頑張れ、オレの三半規管! 気合い入れたら右目の毛細血管切れてコワイことなった。ひい。
ほんでも今の線描いて色塗ったら年末進行終了〜。
そんなこんなでずっと我慢させてる子犬サービスで、 日曜は何ヶ月も行きたい行きたい騒いでいたカラオケに連れいった。
ひたすらポケモン、ハム太郎、ポケモン、ハム太郎、 間にケロロ軍曹、レジェンズ(サビだけ)デカレンジャー(見ないくせに好きらしい) ほんでもってポケモン、ハム太郎、ポケモン、ハム太郎(以下略) ドラえもんには行き着けなかった…ガク(失神)
お父さんはニャースにちょっと自信があります。 お母さんはソーナンスにちょっと自信があります(ウソだよ!) さんざなりふり構わず、ポルカ踊ったりロケット団になりきっていたところ お店のお姉さんがそろ〜っと入ってきて 「…すみません、受話器があがってます」
のーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なぜ、目を伏せるですか!? なぜ、申し訳なさそうですかーーーーーーーーー!!?
…ダンナがプリキュアに挑戦しようとするの止めといてホンマによかった。 あ、子犬が好きなんです。よ。念のため。
2004年11月19日(金) |
トーマの心臓(タイトルに偽りあり) |
父が上京。ビール飲みつつ積もる話。
慌ててダンナが酒屋にビールケースを頼んだが、 前日深酒をしたということであまり飲まず。
……前回来たときは、気がついたら親子ふたりでビールケース空けていたからな。
で、大人だけで話込んでいると面白くないのが小犬様。 遊べ構えと大騒ぎなので、いっちょ遊ぶかと取り出したのが『ジェンガ』
えー、私が「孫」と言われるくらい、父とは歳の差がありまして。 父は大正生まれなワケで。御歳80なワケで。
80の御老公と『ジェンガ』
こっちの心臓が止まりそうって話ですよ!!!
一方、ダンナの母の元にはニューパソが届いたそうでふ。
「嬉しくって、一番大きい箱の周りで(モニターか?) 猫みたいにぐるぐる回っているのーvvv」
……もう気が済んでネットに繋いでいるだろうか。ここを見ているのだろうか。 お、おかーたまー?見てますかー?ほげー?
やはりいろいろ心臓に悪いに甚だしい感じで。うひー。
と、ここまで書いて日記のタイトルをつけたのだが。
昔兄に「トーマの新蔵」とか(東魔のだったかな) 適当な忍者漫画の扉絵でっち上げて描いて(当然萩尾望都絵)FAXしたのを思い出した……。
返ってきたのは「忍ポーの一族」であった。
……スターレッド(当然、赤い仮面の謎の人)いや、なんでもない。
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