眠りゐる犬が尾を振る春の昼たまゆらを雛の明かりに過ごしけり口紅の色淡く出づ春の街緋の傘を連ねて野毛の花の雨五年後に咲くてふ蘭の苗選ぶ不器用が舞習ひ初む春真昼3月14日より、停雲に来てくださるテライ師について、謡曲と仕舞を習うことに。