2025年04月16日(水) |
アメ車なんかいらない |
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トランプ大統領は日本がアメリカのクルマを買わないことに対して不満を持ってるようである。しかし、日本の事情に適合していないクルマをどうしてわざわざ買う必要があるのだろうか。デカいものは日本の道では迷惑なだけである。
そういえば最近、本当にアメ車を見なくなった。昔はまだフォード・マスタングとか、GMのキャバリエとかを見ることもあったがそれもなくなった。目につくのはジープくらいだろうか。どういう人が買ってるのかよくわからないのだが。
サンダーバードとか、キャディラックとか、アメ車の代表のようなデカいクルマを乗り回す馬鹿もいつのまにか絶滅してしまった。昔はそういうクルマを好むDQNは一定数存在したのに、それも見なくなったのである。
日本でアメ車が売れないのは魅力的ではないからである。大きくてもドイツ車は売れてるし、アメ車の中でなぜかテスラは売れていて広末涼子も乗っていたくらいである。事故のクルマはおそらく廃車になってしまうだろうけれども。
いらないものを「買え」と迫るトランプに対して、日本の政治家は弱腰だ。どうせなら買ったアメ車をタダで他国に譲渡して、「アメリカにこんな変なものを押しつけられたんだよ」とアピールするのもいいかも知れない。
ただアメリカ産の米は輸入すべきだと思う。日本国内がこれだけコメ不足になっているのに石破茂は「コメの輸出を増やす」などとほざいている。日本人が食う米も不足してるのにふざけるなよと言いたいのである。
アメ車なんかいらない。ただでもいらない。置き場所に困るし、燃費は悪いし、カッコいいとも思わない。アメリカ国内ではそのクルマは人気があるのだろうか。BIG3と呼ばれるアメリカの自動車産業には競争力があるのか。アメリカの国民はどう思ってるのだろうか。
今日本人が唯一評価しているアメ車というのはテスラなんだが、これは高い。中国製のBYDのEV車の倍の価格である。中国でテスラが競争に負けるのはわかるが、もしも日本市場でBYDが価格競争を挑んできたらテスラには勝ち目がないかも知れない。そしてガソリン車よりも安いEVが入って来れば日本市場も劇的に変化するはずだ。ますますアメ車の入る余地がなくなるという未来しか思い浮かばない。
日本の古いクルマはアメリカでは人気なんだという。新車を買うときでさえアメリカ人はかなり日本車を選んでるのである。日本車を欲しいアメリカ人に比べて、アメ車を欲しい日本人(馬鹿)の数が少ないだけであるし、アメリカにもアメ車を積極的に買う馬鹿がいないだけのことだとオレは思うのである。
ただそのアメ車も中国ではそこそこ売れてるらしい。中国には(そんなデカくて燃費の悪いクルマを買うような)馬鹿が多かったのだろうかと、少し同情してしまうのである。
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