シネマ日記
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2003年07月19日(土) T.R.Y.

織田裕二主演。
舞台は20世紀初頭の中国は上海。
世界を股にかけて天才的な詐欺の腕を発揮する伊沢が織田の役柄。
大物悪徳武器商人を相手にしちゃったために恨みをかい、
詐欺がバレて投獄されてからも、その刺客に狙われたりもする。
そこで命を救ってくれたのが中国革命の若きリーダーで・・。
まぁ、詐欺師なんだけども、正義感もそれなりに、
でもそこまで体を張って正義のために〜〜ってタイプでもなかった伊沢が
(危なくなったらとことん逃げる〜をモットーにしてた感じだもんねぇ)
彼らの熱い想いに最初は渋々?(爆)そのうちしっかり連帯していって・・。
中国革命家、詐欺師仲間の韓国人やら、
伊沢の命を狙う刺客、日本軍のエリート策略家がいたり〜っと
演じるメンバーも国際的、革命のもとに集まる群集などもホントに多勢で
その人海戦術などもたしかに圧巻なんだけど、
なんだかいまひとつテンポが緩い・・・ような。
詐欺師、ペテン、どんでん返し〜〜っと言ったら、
やっぱりハラハラドキドキのスピードが勝負でしょう〜。
原作で読んでるぶんには味わえるのかもしれないけど、
映像で出してくれて、こうモターっとした感じじゃ、そこが・・・。
特に年代ものをやると、どうしても全体のトーンが渋めになるので
モターっとされてると、眠くなるのよねぇぇ〜〜(^^;;;
伊沢をつけ狙う刺客にしても、最初の頃は、グッと迫ってきてたけど
最後はやけにあっけないし〜〜。
うーーーむ、何かが物足りない感じデシタ。


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