シネマ日記
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織田裕二主演。 舞台は20世紀初頭の中国は上海。 世界を股にかけて天才的な詐欺の腕を発揮する伊沢が織田の役柄。 大物悪徳武器商人を相手にしちゃったために恨みをかい、 詐欺がバレて投獄されてからも、その刺客に狙われたりもする。 そこで命を救ってくれたのが中国革命の若きリーダーで・・。 まぁ、詐欺師なんだけども、正義感もそれなりに、 でもそこまで体を張って正義のために〜〜ってタイプでもなかった伊沢が (危なくなったらとことん逃げる〜をモットーにしてた感じだもんねぇ) 彼らの熱い想いに最初は渋々?(爆)そのうちしっかり連帯していって・・。 中国革命家、詐欺師仲間の韓国人やら、 伊沢の命を狙う刺客、日本軍のエリート策略家がいたり〜っと 演じるメンバーも国際的、革命のもとに集まる群集などもホントに多勢で その人海戦術などもたしかに圧巻なんだけど、 なんだかいまひとつテンポが緩い・・・ような。 詐欺師、ペテン、どんでん返し〜〜っと言ったら、 やっぱりハラハラドキドキのスピードが勝負でしょう〜。 原作で読んでるぶんには味わえるのかもしれないけど、 映像で出してくれて、こうモターっとした感じじゃ、そこが・・・。 特に年代ものをやると、どうしても全体のトーンが渋めになるので モターっとされてると、眠くなるのよねぇぇ〜〜(^^;;; 伊沢をつけ狙う刺客にしても、最初の頃は、グッと迫ってきてたけど 最後はやけにあっけないし〜〜。 うーーーむ、何かが物足りない感じデシタ。
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