蒼碧な時

ao



 144層の本格的パイ

144層の本格パイシートでアポパイを焼いた。
それなりの味だ。

で思った。
本格パイは、じゃあいったい何層なのかってこと。

若かりしころ、物の値段のよく分からんころ、親の財布で高級製菓食材を買って、本格パイ作りに挑戦、生地にバターを包んで伸ばして三つ折にして伸ばして折って伸ばして折ってを繰り返して、それはそれは店にも出せるほどの出来栄えのパイを焼き上げたことがある。
レシピが、完璧だったんだね。
しっかし、あっという間に食べてなくなり、さっきの、いや、丸一日かかった苦労はなんなのさと思うようでは、自分に向いてないということで、それから一回も作ったことは無い。

旨いパイは、買うに限る。
何層か、数えてみようか・・・。

2003年10月30日(木)
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