2021年02月19日(金) |
入院回想日記その3(手術翌日 |
寝ているうちに終わった手術。(笑) 実際辛かったのは術後観察の一晩まで。
入院経過の説明で 術後翌日からさっそく歩くと聞いているので 早く動ける生活に戻りたくて朝の待ち遠しかったこと。 カメラが付いているのがわかっていたので こっそりピースしてみたり。そんな頻回に見てるわけないか、と 思いつつふざけたことしていました。 夜中時折痛いのか誰か唸ってる声とかも聞こえていて そういうのももう聞きたくなかったですしね。
朝、あったかいタオルと歯磨きを用意してもらって 顔も口もさっぱり。 痛みはほとんど自制内。横向くのも慣れたせいか 左右にコロコロと動けている。
9時ちょっと前に先生たちがゾロゾロいらして 「さー、麻酔の管抜きますよー」と言い 硬膜外のカテーテルをあっという間に抜かれた。 これから頑張って歩いてくださいね、と言われ もちろんです!と張り切った返事をしてしまった。(笑)
残るは点滴とおしっこの管とお腹のドレーンの管。 背中のカテーテルが無くなっただけでも 何となく身軽になった気分。
間もなくナースさん達が3名ほどやってきて 「さっそくですけど大部屋に移りますよー」と。 あー、手術が毎日のようにあるからここはすぐ空けないと 回らないよなーとか色々考えたりしていましたが 早く戻りたかったので願ったりかなったりです。
本日の日勤の担当ナースさんは中堅くらいかな?の 20代後半か30代前半の元気な明るい方でした。 今日のスケジュールを説明してくれました。
まずは身体を拭いてもらって上下の病衣に着替えて 一緒に歩く練習。 痛み止めの点滴を念のためしてもらってから ベッドからゆっくり起き上がり座ってみる。 傷は響くけどそれほど痛みはない。 起き上がったけど眩暈もしない。 点滴台をガラガラ押しながら病棟を半周。 うん、大丈夫だ。余裕余裕。
大丈夫のようなので おしっこの管も抜いてもらい晴れてオムツともおさらば。 オムツってすごい蒸れるのよね。さっぱりしたわー。
あとは本日の分の点滴が終わったら 点滴も外れるようです。 すごいですよねぇ。翌日でこんなに取れちゃうんだ・・・。 開腹じゃなくてほんとに良かった。
お昼には食事も再開。 一日お粥ですけど、美味しく食べられました。 無理しなくていいですよと言われたけど下膳も 自分で歩いてしてみました。 ベッドをギャッジアップして体を起こしてからじゃないと 腹筋使えないので起きられないんですが 自分で動けるって本当に素晴らしい。
午後の点滴が終わるまでの間は 疲れもあったせいか 本当の意味で気持ちよく眠れちゃいました。 昨夜はほとんど熟睡できなかったからね。
夕方に点滴が終わり、点滴もなくなりました。 すごい解放感。 トイレに行くのもコツを覚えるとすんなり行けるように。 やはり膀胱に尿が溜まってきたり 腸が動いたりするとお腹が張った感じになり 傷がつって痛みが出るので、まめにトイレに通っていました。
一番つらかったのは咳とくしゃみ。 腹圧がかかると本当に痛い( ノД`) ちょっと水を飲んでむせたりなんかしちゃったら もう地獄です・・・。気を付けないと。 でも前日に比べたら 嘘のように楽。気分的にもね。
やっとスマホを手に取れたので ダンナにライン。 手術当日のお昼に「先生から電話来ました。お疲れ様です。」と メッセージが入ってた。 返事と自撮りの姿もついでに送った。 「痛い?」と聞かれた。そりゃ痛いよー(笑)
まあ大したことないよと強がりましたが。
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