白い木蓮の花の下で ~逝くときは白い木蓮の花の下で~ 目次|過去|未来 【検索からお越しの方へ】
関西人というのは、自分の地方の言葉に誇りを持っていて 他所の土地に行っても、バリバリの関西弁を使うと言われているが 本格的な関西弁を使う人間って、実際には、あまりいない。 私の場合だとウケを狙って、わざと使ってみることはあるし 喋れない訳ではないが、濃ゆい関西弁など、ほとんど使うことはない。 ましてや職場では共通語風の言葉を使うように心がけるのは必然である。 ↑共通語ではなく、共通語風。けっこう訛りはキツイはず。 親しい友人とは関西弁バリバリで話をしていても 上司や、目上の人間に対しては、尊敬語を使う率が高く そうなると「方言」の出現率はガクンと低下するのだ。 だが、しかし。新しい職場は「関西弁」が大きく幅を利かせていて なんだか言葉の切り替えが大変なんである。 なるべく崩して喋るようにしているのだが、尊敬語を使うと 「関西弁的見解」で判断するだに、どこか「水臭い」感じがするのだ。 方言と共通語のバイリンガルって、あんがいムツカシイ。 とりあえず動詞のあとに「はる」という言葉を付ける 関西弁独特の尊敬語を使うように心がけているのだが バイリンガルへの道は、険しい…… 「社風」なんて言葉をヒシヒシと感じる出勤3日目の夜である。 とりあえず、今のところは問題なく勤めている……てな感じ。 新人ということで、猫可愛がりされているのだが 職場の人々は私の年齢を忘れておられるんぢゃなかろうか。 もう「お嬢さん」てな年頃は、とっくに過ぎているんだが(苦笑) 仕事の方はサッパリだが、その辺の事情は、またの機会に。 とりあえず新人生活報告ということで、今日の日記は、これにてオシマイ。 <追記> 動詞のあとに「はる」という言葉を付ける関西弁独特の尊敬語の例。 「食べはる」「飲みはる」「行かはる」「立たはる」 |