週末土曜日。夫は出勤。私と娘は『なわとび認定会』に行ってきた。
大阪府では小学生の体力向上のため「なわとび」を推奨しているらしい。独自に定められた検定があって、土曜日はその検定会。市立体育館で開催される催しで、娘は1・2年生用の認定会に参加した。
なわとび認定会では、大阪府が設定した「級」以外に、市が設定した「名人検定」があって、名人検定は大阪府が設定した「級」の検定よりもずっと高レベルで三重跳び・交差二重跳び・あや二重跳びなど難しい種目があるらしい。市立体育館には市内各地からなわとびの猛者が集結していて、なんだか凄く熱い雰囲気に包まれていた。
私は……と言うと。保護者は暇なので観覧席に座って本でも読んでるつもりでいたのだけれど、1・2年生の検定はサブ・アリーナで開催とのことで、開会式が終わるとサブ・アリーナに移動。サブ・アリーナは寒い上に、椅子は無く、保護者達は山羊や羊のように、柵で仕切られたスペースで立たまま見学するという過酷な時間を過ごす事となった。
仕方がないので寒さに震えつつ立ったまま、子ども達がなわとびをしている姿を見学した。ケーブルテレビ局の取材も来ていて、娘はちゃっかりインタビューに答えていた。認定会は希望者のみの参加だったのだけど、同じクラスのお友達が2人ほどいて、娘は楽しそうに検定を受けていた。娘、さっくりと低学年1級に合格。来年は学年別の検定ではなく、名人検定に挑戦すると張り切っていた。
一旦帰宅して昼食。休憩後は再び市立体育館へ出向いて、午後からは『ダブルダッチ』の教室。ダブルダッチとは2本のなわとびを用いて行うなわとびパフォーマンス。子どもの頃遊んだ「大なわとび」のダンス版って感じ。立命館大学のダブルダッチサークルの人達が指導してくれた。ちなみに立命館のダブルダッチサークルは世界大会入賞する実力派とのこと。
ちなみに、こんなの。
模範演技を観ていたら「娘には無理そうだけど……」と思ったものの、教え方が上手なのと、縄を回す人がタイミングを合わせてくれるのとで、娘だけでなく参加した子ども達はみんな意外と上手に跳べていた。
私は子どもの頃からインドア派のガチヲタだったから、スポーツイベントとはとんと縁が無く、娘がいなければダブルダッチなんて知らずに一生を過ごしたと思う。自分の知らない世界って一杯あるんだなぁ……と感心した。
そんなこんなで土曜日は娘とにって充実した1日だった。私は寒いのと立ちっぱなしだったのとで、くたびれた。娘は来年の名人検定に向けて練習をはじめている。いつまで続くのかは謎だけど、しばらくは、娘のなわとびの練習に付き合ってやらねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。