misatoの日記
misato



 アートな島

台風も去り、高松港からフェリーで瀬戸内海に浮かぶ
直島まで1時間。人口3600人ほどの小さな島ですが、
ここに直島コンテンポラリーアートミュージアムという
ベネッセのやっている現代アートの美術館があるのです。
これがまさに今回の四国旅行の目的!

港から町営バス(100円)にのって直島文化村へ。
文化村の近くになってくると、草間弥生さんの
大きなかぼちゃオブジェが海に面しておいてあって
おでむかえしてくれます。かわいい〜。
今日宿泊するのは国際キャンプ場のテント(といっても
ベッドも机も備え付けてある部屋)なので、いったん
荷物を置いてさっそくベネッセハウスという本館の
ミュージアムに。建築は安藤忠雄さんによるもので、
自然の中に溶け込んでいて一瞬どこが入り口か
わからない(笑)

けいすけにおすすめされて、しほがどうしても
これが見たい!といっていたブルース・ナウマンの
「100生きて死ね」100Live and Dieが建物の中心の
広々としたスペースに展示してあって、ちょうど到着
したころネオン管にライトが灯り始めて二人とも
見入ってしまいました。
一つ一つのネオンが点燈したあと全体が灯る瞬間
ぞくぞくします。いつまでも、見ていたい作品。

その他、アーティストが直島に来て滞在した作品なども
多く展示されていて、さらに屋外にもいろいろな作品が。
午後は家プロジェクトの見学ツアーに参加しました。

家プロジェクトとは、直島でかつて城下町として栄えた
本村地区の古い家をアートと融合させて保存していきましょう、
という画期的なプロジェクト。そのまま古い民家を
保存するのではなく、アートにして永久保存するなんて
アイデアがあったのね、というかんじです。さらに
それぞれの家には屋号の表札がついてたり、お散歩する
だけでもノスタルジー溢れ相当楽しい地域です。
この地域の作品で一番おもしろかったのはなんといっても
南寺。安藤忠雄さんがデザインした建物の中で、
ジェームズ・タレルの作品を体験してもらうように
なっているのですが・・・種あかししちゃうと
つまらないので、これは是非現地で体験してみてください(笑)
「おもしろ〜い!」ってなるはず。
角家も個人的にはとても好きなスペース。また行きたいです。

夕方から、もう一度美術館の中の作品をガイド・ツアーに
ついて鑑賞。説明していただくと最初は自分では見えなかった
視点で作品に触れられておもしろいです。
アート三昧で大満足でしたが、夜はキャンプ場の
レストランで海鮮バーベキューを食べて一日を
しめくくりました。アートどっぷりで幸せ〜♪


2004年06月12日(土)
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