2004年01月25日(日) |
LLPW後楽園大会観戦記(辛口 by ニキ |
(レビュアー:ニキさん)
久々にゼロワン以外の団体を観戦。 LLPWの試合を見るのは去年の夏以来?
よく考えればずいぶん間があいてしまっているのに、時間があいていることにすら 気が付いていなかった。 数年前は「プロレスを見る」=「LLPWを見る」で、こんなにLLに対する気持ちが 冷める時が来るなんて思っていなかった。
さて感想。
▼第1試合 ○小河 VS ×レヴン
小河、しばらく見ないうちにずいぶん太ったなあ。正月に餅を食べ過ぎたのでは。 すぐに息切れするし、とても今年成人式を迎えた人とは思えない。 レブンはなかなか動きがよかったけど・・・。
▼第2試合 ○桑田 VS ×baby・M
baby・M、マスクをかぶるようになってからこの選手を生で見るのは初めて。 桑田相手に技が出せるか?と心配したけれど、全く問題なくどんどん回転技を出していた。 切れのあるいい動きで見ていて楽しい。
そう言えば、彼女が素顔でLLにいた頃は、毎回後楽園に来るたびに彼女の持ち技が 増えているのを見て喜んでたんだよなとしみじみ。 LLにとっては残念なことだけど、彼女はLLを離れて成功したのでしょう。
▼第3試合 ○立野 VS ×青野
記さんは新しいコスチュームで登場。 一方青野はいつものコスチュームだけど以前持っていたラダーは持ってきていなかった。 扱いきれないんだから持ってこなくて正解。 記さんが会場を盛り上げたけれど、青野はピリッとしないまま、割とあっさり 試合終了。
そして休憩。 どの試合も10分程度だったから、めちゃくちゃ進行が早い。 後楽園で全5試合っていうのはやっぱりお得感がなさすぎる。 そう思うのはゼロワンを見慣れてしまったせいかもしれないけれど・・・。 人数が少ないなら少ないなりに、1人2試合やるとか、最後にバトルロイヤルやるとか 企業努力しないとだめじゃないのかなあ。
でも平均年齢の高いLLでは1人2試合やれっていうのも酷かしら。
▼第4試合 ○アイガー&沖野 VS ×ハーレー&納見
アイガーって初めて見たけれど、めちゃくちゃハジケてた。 沖野がやられているときに一緒に痛がったり、攻撃されるとそのままパタンって 倒れたり、場内大爆笑。 粉を吹いたり、顔を真っ白く塗ってたりするのは怨霊のパクリかもしれないけれど おもしろかったから全然OK! これまでイマイチハジケ切れてなかった○ちゃんがやっと・・・と思うと 感慨無量ですわ。
▼第5試合 LLPW認定タッグ選手権 ○神取&貴子 VS ×イーグル&A・コング
久しぶりの神取さん。 元気そうだし楽しそうだったからよかった。 貴子のコスチューム、ひらひらが全くついていないスポーツスタイルだったけれど すごくかっこよかった。 彼女のデザイナーはいつもセンスあるな〜。
試合自体は何だか割とあっさり終わってしまったような印象。
▼試合後 神取さんが納見を呼び込んで「シングルでやろう」とマイク。 いいじゃん、いいじゃん、と思っていたのに、なぜか納見が 「納見と言えばブラックジョーカーでしょう」と言いだし、よくわからないマイク合戦開始。 神取さんもイーグルもあまりマイクうまくないから、一体何が言いたいんだか さっぱりわからん。 私だけじゃなくて、会場のほとんどの観客もわからないようで、思い切りしらけた雰囲気。
結局ファンを置き去りのままにどうやら風間の復帰が決まった様子。
「あーあ」っていうガックリした気持ちと「やっぱりな」っていう 冷めた気持ちの入り交じって複雑。
実は、私が今回気が進まないながら後楽園に足を運んだのは 「風間後」の新生LLを見たかったから。 それなのに、もう風間復帰なんてことになるんじゃ、一気に萎える。 だいたい、去年の夏に引退して、その次の後楽園でもう復帰じゃあ あまりにあまりじゃないですか?
いつかは復帰するだろうとも思っていたから「やっぱり」という気持ちでも あるんだけど、それにしてももう少し時間あいてからだと思ってたからなあ。
いずれにせよ、今回の後楽園でLLに対する気持ちがよりいっそう冷めてしまったのは事実。 風間復帰が1日だけならその日だけ見に行かなければすむけれど、完全復帰するなら よっぽどいいカードが組まれない限りもうLLを見に行くことはないでしょう。 風間劇場には去年の8月でほとほと懲りちゃったから。
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