2004年08月24日(火) にわかオリンピックファンの無責任観戦録


まだまだにわかオリンピックブームで寝不足な私です。
突然ですが、ここで私の中のベストオリンピックゲームを発表したいと思います。ちなみに、日本人選手が出場している試合以外はほとんど観ていません。

1.柔道女子 78kg級決勝/阿武教子(日本)VS劉霞(中国)
これは、もう試合の最中にボロボロ泣きながら見ていました。アトランタ・シドニーと金メダルを期待されながら、いずれも初戦敗退という不本意な結果に終わってしまった阿武選手。準決勝もルブラン(フランス)相手に延長戦で、手に汗握る試合でした。決勝戦は、相手に二つの指導が出て、そのまま守れば判定勝ちというところを残り22秒で袖釣り込み腰で1本勝ち!うわわ〜ん(号泣)
阿武選手に限らず、日本の選手はポイントで勝っていても絶対に守りに入らないんですね。外国の選手はポイント取ったら守勢にまわる人が多いけど。攻め続ける姿勢は素晴らしい。ほんとうに凄かったー!

2.女子マラソン
これもすさまじかったですねー。観てるこっちまで具合が悪くなりそうな壮絶なコース。棄権者ものすごい多かったんですよね。ゴール後、みんな吐いてるし。
24キロ地点で飛び出した野口選手を追うヌデレバが怖かった。無表情だし。多分、テレビの前の視聴者がみんなやっていたように、私も「逃げ切ってー!野口さんっ!!」と叫びながら応援していました。野口選手が最後にトラックに戻ってきた時にガッツポーズをしていましたが「そんなことしてる場合かー!うしろ!」と叫んでいたのもみなさんと同じです。
ポーラ・ラドクリフは無念の棄権。くやしかったんだろうなあ。いったん走るのをやめた後、路上の観客に励まされてまた走り出そうとしている姿が痛々しかったです。その後のインタビューで「みんなをがっかりさせてしまった。申し訳ない」とコメントをしていましたが、すごいプレッシャーだったんだろうなあ。何ともいえない気持ちになりました。

3.女子200メートル平泳ぎ決勝
田中雅美選手、シドニーの雪辱なるかと思いましたが、無念の4位。150メートルのターンの時は8位でしたが、それからの追い上げはすごかったです。試合後、「メダル取りたかったです。でも自分にとっては最高のレースだったので。・・・でも、やっぱりくやしいですね。取りたかったー」と涙をこらえながらコメントした田中選手の姿が印象的でした。わーん(もらい泣き)。

4.卓球女子の愛ちゃん
愛ちゃんかっこよかった!格上の相手に一歩も引かない姿勢が素晴らしい!そして負けた後「オリンピックは楽しめましたか?」というマスコミの質問に対しての答え「楽しみにきたわけじゃないんで、私は」がかっこよすぎてしびれました。

・・・・まだまだあるのですが、(アーチェリーの山本選手とか、柔道女子57キロ級の日下部選手とか)キリがないのでこの辺で終わります。しかし女ばっかりやな・・・。


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