今度の土曜日に福島県は山の中の一軒宿温泉に行くことになってる。 今回は13日に続いて今月2度目の温泉行。 それだけ聞いたら贅沢な生活してると思われそうだけど、僕は普段結構質素でギャンブルはパチンコ程度のものまで含め一切やらないしそもそも月に2度も温泉に行くなんてあまりあることじゃない。
僕が温泉によく行くようになったのは35〜36歳ぐらいからで、それ以前は観光旅行に行って温泉旅館に泊ることはよくあったけど正直言ってでかい風呂に入ってるぐらいの認識しかなかったなあ。
ある本によると、30歳ぐらいまでは体力が温泉の力を上回ってるから効果は殆ど無いとのこと。 年をとってくるとそれが逆転して、ぐっすり眠れたり目覚めがよかったりと段々よさを実感してくる。 それに、何と行っても旅館の朝ご飯ほど美味しいと感じるものは中々ないしね。 夕食は地元の素材でそれなりに美味しければあまり気にしない。 旅館に着くと、ここぞとばかりに何度も入る僕は好きな酒もそこそこにしてまずはグッタリするほどお湯に浸かる。 その状態で飲むビールはそれこそ地上最強のビールなのだ。 こんな温泉の楽しみ方をするから団体旅行向けの大型旅館やホテルには絶対に行かないし風呂場そのものがよくない旅館はいくら料理が美味しくても僕にとってはペケ旅館。
友人に「お前の好きな温泉に連れてけ」と言われることが時々ある。 それでまあ任せろと連れて行くと、大体意外そうな顔をされることが多い。 もっと秘湯のようなところばかり行ってると思ってるようだね。 もちろん、そういった温泉にもいいところもあるけれど有名温泉地でも俗化してない部分を残したいい場所もあるんだ。 それに、そう言う場所は歴史的にいわゆる温泉情緒というものが感じられてそれはそれで中々味わい深い。 外湯巡りなんて、それだけでもいいもんね。 そう、やっぱり温泉も外見より中身です。
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