先日のオフ会の話の続きのようになってしまうけど・・・ 今日もポカポカ陽気で昼休み昼食がてら、ちょっと散歩をしながら考えた。
僕は子供の頃からSF小説が好きで、小学生の頃は海外のものが中心。 高校生頃からは日本のものを中心に読んでいたんだ。 もう高校生の年齢だと、小さい頃のように単純に未来科学的なものには関心も薄くなっていて(その手のものは殆どパターン化されていた)むしろ精神的な意味での宇宙観やその発達過程に感心が高かったことを思い出した。
ややこしい書き方になってしまいましたがある小説で、次の段階の人間は思っただけで物をうごかせる(サイコキネシス)。 その後が、思っただけで相手に気持ちを伝えることが出来る。(テレパシー) そして、思っただけで場所移動ができるようになり。(テレポーテーション) 最後の段階では思っただけで、存在を表せるようになると言うものでした。
何故こんなことを考えたかというと・・・ 僕がネットで遊ぶようになって2年以上が経過しました。 僕にとってこれは未だ新鮮であるし、また通常の友人関係とは別の楽しさがあります。 特に不思議に思うのは、ネットで知り合った人の例えば誕生日、ご家族のおめでたいこと、旅の話などいい話には通常の人間関係の時よりも身近な嬉しさを感じるのです。 同様に辛い話や困ったことにも共感したり、また心配になったり・・・ これは僕だけなのかな??
普段だったらまず会えないほど遠くの人とも日常的にあってるような錯覚をおぼえるし、また時には身近な人間以上に相手の胸のうちを察することもあるのです。 もちろん、これはネットと言うインフラがあっての話なんですが・・・・ でも、いままでも時々書いたようにここで知り合う人はいずれどこかで会う人だと思うものの、ネットのおかげで予定より早く会うことになったような気がするのです。 あるいは神様というものがいたら、このような社会の趨勢すらわかっていて人との出会いの予定にネットを組み込んでいるかもしれませんね。
地域や年齢、性別を超えての出会いとコミュニケーション。 これはある意味で人間が自覚すら出来ないで眠らせている能力の替りをしてくれていると思いませんか? 相手の容姿も人相もわからなくても続く「思い」だけの世界に繋がっていくような気がするのですが。
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