と、竜崎署長が吠えるっっ! 『隠蔽捜査』ドラマ・スタート☆ 前節、『刑事のまなざし』も見てたので、その予告が入った時はそりゃ、喜びましたよ。署長=杉本哲太さん&伊丹刑事部長=古田新太さんのW主演☆ でも、このキャストにはちょっと吹いた^^(『あまちゃん』だからじゃないよ) この作品、上川さん舞台の前にも、2サスで二話まで映像化されとります。そん時は最年長ライダーな陣内孝則さん&ギバちゃんこと柳葉敏郎さん(踊るとは随分、違う警察官僚)のコンビでしたが──実は杉本さんも出てたんですよね。戸高刑事役で♪ 輝も再放送のお陰で、第二話『果断』は見てるので、何か笑えるんだよねぇ。方や、バリバリの警察官僚《キャリア》と方や、現場の刑事。当然ですが、見事に演じ分けています。 一方の幼馴染みの(を強調する)刑事部長な古田さん。……個性派役者は間違いないけど、原作のイメージではない、かなぁ。何か、色々と違うものを目指しているのかもしれない? それでも、掛け合いを見ていると、十分に『隠蔽捜査』の世界観を作り上げているかと楽しみではある。そう、まぁ、楽しみではあるんだけどね。 一人だけ、何故、いる? と思わざるを得ない人が……。生瀬勝久さん演じる上条総括審議官って──原作に、いないよな? 何本か、読んでいないの雑誌掲載の短編があるから、もしかしたら、どっかに出てるかもしれないけど、少なくとも、原作の文庫化済みの巻には出てないんだよね。オリジナル……だと思うんだけど、これがまた生瀬さんなだけに、妙に存在感がありすぎて、原作好きから見ると、変に浮いてしまって見えるのが逆に苦痛。いや、いなくてもいいでしょ、この役割、無理に振らなくてもいいでしょ、てな感じで。 やたらと、幼馴染みコンビ(特に署長)に絡んでくるし──でも、そこで尺取るなら、新聞社の福本さんとの絡みの方とかをちゃんと、やってくれよーっ★ ってね。 まぁ、原作未読者にはこんなジレンマみたいな感覚は無縁なのかもしれませんけどね。生瀬さん自身は好きな俳優さんだよ。去年の大河も『空飛ぶ広報室』とかも良かったよ。でも、この作品にはちょっと……。これ以上、妙な設定は作らんでほしいよ。
薩摩男な牛島さんが『相棒』の大河内さんで、プチ・ビックリ☆ 同じリーゼントにメガネのキャリアだけど、大河内さんがオープンにしようとする監察官なのに対し、牛島さんは警察組織大事で、隠蔽もやむなし、のお方。ちょいと、新鮮でしたね。 『相棒』キャラといえば、疾うに卒業した鈴木沙羽姉さんが署長の奥様役でした。おっきい子供二人の母親でもありますが。
ところで、ドラマもスタートしたのに、原作文庫化の続刊が出ませんTT 毎年、一月発刊だったので、楽しみにしてたのに……。既刊本もTVシリーズ宣伝の帯がついてるから、てっきり出ると思ってたのに。何故、出ないんだー。しかも、次は第四巻。お気に作の『転迷』のはずなのにぃ。……それとも、二月?
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