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■ 駐輪場狂想曲
地下鉄に直結している駐輪場。 3ヶ月で4900円。 便利だが、はっきり言って高い。
駐輪場は地下1階と2階にあり4000台が収容できるそうだが、入り口はたったの2箇所。 1つはエレベーターで、自転車をたった3台しか乗せることができない上、身障者やお年寄り、ベビーカーなども利用する超激戦区。 もう1つは少し離れたところにある階段なのだが、この階段がまた中途半端だったりする。 1段ずつ降りるには浅すぎ(自転車の重さと戦わなくてはならない)、1段跳びするには幅が広すぎるのだ。(重さからは解放されるがスピードもあり転ぶ危険性大)
更に、各階とも2階建スライド式になっているのだが、上段に置くのが難しい。 今まで一度も自転車を乗せるレールをうまく引き下げられたことがなく、ある時誰かに勝手に上げられてしまった時などは、係員を呼びにいって助けてもらうしかなかったくらいだ。 大抵の女性にこの上段は無理があるらしく、毎回係員のいるそばにとめて、上げ下ろしを最初からお願いしてしまっている人もいる。 そんなわけで上段は不人気でガラガラ、下段は常にぎゅうぎゅうなのだが、実は下段にも問題がある。 1台交互で前後となるような列の中から少しスライドをさせて自転車を取ることになるのだが、スライドさせた時点で他の自転車は両隣の自転車とかなり強固に絡んでしまうのである。 その絡みから逃れようと前後に振ったりしているうちに、自転車が傷ついてしまう。 実際、どの自転車も前籠に穴が開いているか大きく歪んでしまっている。直してもまたすぐ同様のことになってしまうので、そのままにする人も多く、街は前籠が潰れたり破れた自転車が走り回っている。
私の自転車も、前籠の変形は勿論のこと、ベルももう3度破損したし、傘を差して固定する用のかなり太い鉄の棒も折れ曲がっていたし、後輪のカバーが歪んで走行がままならない状態になってしまっていて自転車屋までひきずっていったこともある。 昨日は、傘立てが割れたらしくなくなっていた。大雨の時にはこの鍵付の傘立てから傘だけ取って歩いて帰ることもでき、非常に便利だったのでガッカリだ。
とうとう頭にキタので、火炎瓶を持って仲間とともに駐輪場を襲撃することにした。 作り直して、駐輪場へのエレベーター台数を増やし、階段は適度な高さにし、魔の2段式スライドはすべて廃棄、1台ごと白線を引いただけのただのスペースにさせるのだ。 利用者は皆喜び、街の自転車も綺麗になっていくだろう。 日頃の鬱憤も解消できて、言うことなしのプランだな、うんうん。
2008年11月13日(木)
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