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2006年03月03日(金)
昼休み。会社の先輩と話をしていたら、どうしても髪の毛が切りたくなった。 私はその衝動を抑えきれずに、仕事をこっそり抜け出し、美容院に予約を入れた。
夜の美容院は静かだった。私以外に客はいなくて(閉店間際だった)ただ広くぽっかりとしていた。担当のお姉さんとアシスタントの人以外はみんな奥に控えているようだった。
長く伸ばしていた髪を5センチほど切り落とす。 鏡の中にいる自分はひどく疲れていて愕然とする。 美容師さんはこんな時間でもメイクも乱れず、髪の毛から足の先までかっこいいのに。 髪を切ればきれいになるわけじゃないと知っている。それでも何か変わるような気はしていた。そう信じたかった。 でも完成に近づいても、私はちっとも変わらず、髪を切った分ただ疲れた顔がはっきりしただけ。 それでもよかった。 青りんごの匂いが私もなだめた。
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