A Thousand Blessings
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2007年07月28日(土) |
編集CDR 【 あらきゆうこの音 】 |
土曜日の朝の素晴らしいひととき。 音楽について語り合った3時間。 一週間の仕事の疲れや私生活でのさまざまなイライラが消えていく。
メールが届く。
≪たぶん、寝てるね。起こしたらごめんね。≫
起きてるよ。。。 着信の3秒前に目が覚めた。 そういうことってある。電話がかかる前にベルの音が頭の中で鳴ったり。 3秒先の未来を見てしまっているのだろうか? 何にしても素敵な瞬間だ。
君はおそらくはじめてスタジオ・ミュージシャンの名前を覚えたんじゃないかな? あらきゆうこ。 僕が今、一番気に入っている女性ドラマー。 そして、君もあらきゆうこが一番のお気に入り。
「あらきゆうこが大好き!彼女の演奏はすごく気持ちがいいの」
何て素晴らしいこと! ミスチルが好きで、スガシカオが大好きで、オフコースもユーミンも 桑田も当然好き。なのに、くるりのやっている事は理解できないから好きではない。 それでもくるりの才能に敬意は評している、そんな君はあらきゆうこが大好きなのか。 思わず抱きしめたくなるほど、嬉しい。
あらきゆうこの参加したレコーディングで僕が気に入っているものを選んでみた。 彼女の演奏は聴いた瞬間に彼女だと分かる。 独特な≪間(ま)≫。そして、≪音≫。 テクニックを誇りながらも、それを聴かせるのではなく あくまでもテクニックは単なる手段として用いるのであって 彼女が最終的に僕ら伝えたがっていることは、きわめてアーチスティックな衝動。 つまり、自己表現としてドラミングなのである。 巧い演奏家は腐るほどいるが、旨みのある演奏家は驚くほど少ない。 まるでジェフ・ベックのギターのように、聴いた瞬間にあらきゆうこと 分るドラムの音だなんて。それはすごいことだ。
編集CDRの最後に入れた、オリジナルカラオケ。 僕が考える≪最もあらきゆうこらしい音≫ということで あえて収録した。綾瀬はるかの声をカットすることで さらにドラムの音がリアルに聞こえると思う。 まるで、ケネス・バトレーみたいな音。そして間。
オリジナル編集CDR 【 あらきゆうこの音 】
1 元ちとせ/青のレクイエム
2 元ちとせ/甘露(アムリタ)
3 YUI/Good‐Bye Days
4 Salyu/風に乗る船
5 Salyu/彗星
6 Salyu/landmark
7 福耳/惑星タイマー
8 ポラリス/月の恋人
9 ポラリス/Fast&Slow
10 綾瀬はるか/交差点days
11 スガシカオ/愛について
12 くるり/飴色の部屋
13 くるり/ハイウェイ (サントラ・ヴァージョン)
14 綾瀬はるか/ピリオド (インストゥルメンタル)
響 一朗
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