空虚。
しずく。



 

文章を、構築出来なくなるのはいつもの事だ。
痛みが、痛みでなくなる感覚にも、もう慣れた。
泣けない事を辛く思う事も、ない。

薄く、不透明になっていく自分は、もう…


今更だと思うのにいまだにあの場所は通れない。
捨て去った瞳をしていれば、何が起きても大丈夫だ。
まだ死ねない。死にたくない。けれど。いつ、死んでもいい。

後悔をするには、足りない。


這い上がれない。ただ、上を虚ろに見ているだけ。



2005年10月24日(月)
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